2008年07月02日

報徳高校OBが二試合連続で完投勝利

 火曜に岩手で行なわれた東北-千葉は朝井投手と清水直行投手が先発。初回に福浦選手の適時打で先制すると、2回には西岡選手の犠飛で追加点を挙げます。
 その裏、清水直投手は1死から三連打で満塁とされますが、併殺で凌ぎます。すると、3回には福浦選手の安打を足がかりにサブロー選手の2点適時二塁打などで3点を追加。福浦選手は次の回も安打し、今季初の猛打賞となりました。
 清水直投手は6回に2点を失ったものの、今季初の無四球で五度目の完投勝利を飾っています。観客数は1万8百人ほどでした。

 水曜に仙台で行なわれた東北-千葉は片山投手と大嶺投手という、高卒3年目対2年目の対決となりました。初回に1死から失策さらには安打で好機を作るも無得点。2・3回も先頭打者がいずれも四球と好機を貰いますが、いずれも先制できません。
 一方の大嶺投手は今季初先発とは思えないほどの安定した投球で東北打線を抑えます。4回に先頭打者に二塁打され、さらに内野ゴロで進まれますが、ここも0点に抑えます。
 そして、6回までともに2安打という投手戦になります。しかし7回裏、大嶺投手はフェルナンデス選手と山崎武選手に連打されると、犠打の後に高須選手の適時打でついに先制され、さらに続く横川選手に3号3ランを喫し、一挙に4点を失ってしまいます。
 そして打線は最後まで片山投手を打てません。9回にやっとベニー選手がチーム3安打目を放ち、さらに暴投で進塁しますが、ここも抑えられました。
 片山投手は3安打4四死球ながらプロ初勝利を完封で飾っています。というわけで、昨日の清水直投手に続き、報徳高校OBの選手がいずれも完投勝ち、という結果になっています。観客数は1万4千9百人ほどでした。

2008年07月02日 23:35