2008年07月09日

サミット警備の恩恵?

 千キロ向こうの洞爺湖畔で行なわれているサミットのため、都内ではえらい厳重な警備が実施されています。特に凄いのは地下鉄で、ゴミ箱のみならず、自販機まで使用不能になっていました。この暑い中、やっとホームにたどりついて、何か一杯飲みたい、という人にとってはかなり酷な措置と言えるでしょう。次のサミットの時は、新たに何が「使用禁止」になるか楽しみ(?)です。
 そんな中、外を歩いていたら、目標の地点が分からなくなりました。見渡せば至る所に警官がいるのですが、さすがに道は尋ねられないと思い、近くにあった警察に入って尋ねました。
 すると、向かいの通りを指さして、「あの警官がいる所を曲がって」と説明されました。確かに、道案内の時に一番困るのは、「あそこで曲がって」の「あそこ」がどこだか分からない事です。その点、この案内ならば「曲がるところ」を間違える事はありません。
 というわけで、初めてサミット過剰警備の恩恵(?)に預かることができました。世の中、何が幸いするか分かりません。とはいえ、やはりあの警備は大袈裟かつ無駄が多いのでは、という認識に変わりはありませんでした。

2008年07月09日 23:40