2008年07月31日

究極の「うろ覚え」

 最近、ネットでよく「うる覚え」という表現を見ます。前後関係から見ると、いわゆる「うろ覚え」の誤用のようです。もともと、「うろ覚え」という言葉は「きちんと覚えておらずに間違って使ってしまう」という意味です。そう考えると、この「うろ覚え」をうろ覚えして「うる覚え」とする、というのはある意味、「うろ覚え」道を極めた用法と言えるかもしれません。
 もっとも、言葉というのは常に移り変わるもので、当初は誤用だったのが、本来の用法より主流になる、という事は歴史上よくあります。もう何十年かすると、「うる覚え」のほうが一般的になっているかもしれません。
 さらに、そんな時代になったら、今度は「うる覚え」をうろ覚えして「うろ覚え」と誤用(?)する人が現れるのだろうか、などとしょうもない事を考えてしまいます。

2008年07月31日 00:56