2008年07月15日

十代の頃に熱中した本の記憶

 明日から札幌出張なのですが、今回は、行く前からかなり苦労しました。宿を取ろうとしたのですが、ヤフーで見ても楽天で見ても、どこも満室なのです。残っているのは、会社から認められている経費の倍以上かかる高級ホテルと、カプセルホテルしかありませんでした。サミットは終わっているはずですが、何かあったのでしょうか。
 個人的な旅行で行くなら、別にカプセルホテルでもかまいませんが、出張でそれでは疲れが倍増しそうです。とはいえ、自腹で高級ホテルに泊まる気もおきません。

 そんな時、ふと思いだしたのは、十代の頃、何度も読み返した、故・宮脇俊三氏の「時刻表二万キロ」でした。その中に、札幌に行った際にどの宿も満室、という事態に遭遇した話がありました。
 そこでのオチは、「タクシーの運転手さんの案内で、いわゆる『来やがれスケベ共』に一人で泊まった」というものでした。
 なぜ、そのような鉄道と全く関係のない逸話を覚えていたのか分かりません。しかしながら、「現在にも通じる貴重な情報だ。最悪はそれもあるか」などと思ったりもしました。
 なお、結果的には、ビジネスホテルが取れました。そのため、そのような「一人でそのテのホテル街をさまよう」という羽目に陥らずに済みそうです。

2008年07月15日 23:51