2007年07月12日

逆転満塁弾を喫する

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズはジョンソン投手と小野投手が先発。今日は約2ヶ月間四番に定着していたサブロー選手がスタメンから外れ、代わりに昨日満塁本塁打のオーティズ選手が四番二塁で入りました。また、ベニー選手が五日ぶりに出場。大松選手と塀内選手が連日のスタメンに入りました。
 0対0で迎えた3回、先頭のワトソン選手の安打を足がかりに、TSUYOSHI選手の内野安打でつなぐと、昨日無安打の早川選手の適時打でマリーンズが先制。さらに続く4回には、昨日から好調を維持している塀内選手に適時打が出て追加点を挙げます。

 ここ2ヶ月以上勝星のない小野投手ですが、今日は4回まで5安打されながらも無失点。しかし5回に1点を返され、6回に1死から連打されたところで降板します。
 この6回は高木投手が併殺で凌ぎます。ところが続く7回、ここまで約2ヶ月間、18回2/3無失点中の荻野投手が登板するも、安打と四死球で2死満塁に。ここで中島選手が9号満塁本塁打を放ち、5対2と逆転されます。
 そして8・9回はライオンズの継投陣の前に無走者に抑えられ、そのまま敗戦。ジョンソン投手が来日初勝利を飾っています。観客数は1万1百人ほどでした。

 北九州のホークス対イーグルスは新垣投手と有銘投手が先発。初回に3点を先制したホークスが5回に1点を追加して楽勝ペースかと思いきや、6回に草野選手に5号2ランが出てイーグルスが反撃。また、この回、新垣投手はプロ野球タイ記録のシーズン20暴投を達成してしまいました。
 さらに7回、この回から登板のスタンドリッジ投手が簡単に2死を取りながらそこから連打で1点を失い、二コースキー投手を挟んで登板した水田投手が、渡辺直選手に3点適時打を喫した後、鉄平選手に6号3ランが出て、イーグルスがこの回一挙7点を挙げて逆転。その後、ホークスが二度追いつきましたが、9回表に出た高須選手の適時打が決勝打となり、イーグルスが11対10で逆転勝ち。対ホークス4連勝を果たしています。観客数は1万8千3百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対合併球団は金村投手とユウキ投手が先発。初回に合併球団がラロッカ選手の20号ソロで先制するものの、5回に追いついたファイターズが7回にセギノール選手の適時打で勝ち越し。さらに8回にも工藤選手の適時打で追加点を挙げます。金村投手は「スミ1」の完投で約2ヶ月ぶりの5勝目を挙げています。観客数は1万7千2百人ほどでした。

 東京ドームの読売対タイガースは木佐貫投手と若竹投手が先発。初回に読売が先制しますが、直後の2回表に金本選手の20号ソロでタイガースが追いつくと、連続失策でもらった好機に野口選手の適時打で逆転した後、さらに適時打を重ね、一挙5点を挙げます。
 さらに1点還された直後の5回に無死1・2塁から桜井選手にプロ1号となる3ランが出て3点を追加。8回にも林選手の適時打で追加点を挙げたタイガースが9対4で勝ち、連勝を3に伸ばしています。二番手の江草投手が今季初勝利を挙げています。観客数は4万2千1百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対カープは松岡投手と高橋投手が先発。初回だけで両チームあわせて5本塁打が出る乱打戦になります。7回に再逆転したカープが8回に2点を追加しますが、9回にラミレス選手とガイエル選手の連続本塁打で追いついたスワローズが、11回にラミレス選手が2打席連続となる13号2ランを放ってスワローズがサヨナラ勝ち。連勝を7に伸ばしています。観客数は1万3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは土肥投手と小笠原投手が先発。3回に中村紀選手の適時打で先制したドラゴンズが6回に井端選手の2点適時打で追加点。3対1でドラゴンズが連勝しています。観客数は9千4百人ほどでした。

2007年07月12日 01:22