2007年07月21日

オールスター第2戦は降雨コールドでセ連勝

[ 野球 ]

 仙台で行われたオールスター第2戦は田中投手と高橋尚投手が先発。田中投手は初回をいい当たりこそされながら、三者凡退で抑えます。するとその裏、1死から中島選手が二塁打を放つと、二死後に山崎武選手がオールスターでは初となる本塁打を放ち、今日はパリーグが先制します。
 しかしその裏、ウッズ選手の安打から始まり、連打の後に3ラン。さらにそこから安打が続いて六連打。さらに1死後にも2点適時打が出て合わせて7安打6得点。一気にセリーグが逆転し、田中投手をKOします。直球を主体にして打込まれた田中投手ですが、降板後に放送席で行われた特別ゲストの野村監督との「公開説教」において、「今の直球では通用しないことがわかった。今後はさらに直球を磨く」との発言をしていました。

 続く3回も杉内投手が打込まれ、序盤で8対2の大差に。しかし、4・5回は成瀬投手が昨日の小林宏投手に続いて2回を完璧に抑えます。その間にパリーグは4回に1点、6回に2点を返し、3点差にまで迫ります。
 しかし7回には新井選手のソロで追加点を挙げられ、8回には昨日に続いての登板となった薮田投手がラミレス選手に2試合連続となる2ランを喫し、11対5と大差になります。交流戦あけ以降、二試合に一回の割合で失点している薮田投手ですが、オールスターでも同じ結果となってしまいました。
 そしてこの2ランの後に雨が激しくなり、そのまま11対5でオールスターでは初となる降雨コールドとなりました。その結果、早川選手はついに最後まで出番なし。どこかで代走としての起用はできなかったのでしょうか。また、9回に登板する予定だったと思われる福盛投手も登板無しで終わりました。天気も天気だし、薮田投手を連投させるなら、そこで福盛投手を出しても良かったと思うのですが・・・。
 マリーンズ勢は、今日は里崎選手が内野安打。無走者と好投した成瀬投手ですが、優秀選手賞は取れませんでした。観客数は2万9百人ほどでした。

2007年07月21日 21:41