2007年07月15日

タイガース、連勝止まる

[ 野球 ]

 今日も千葉のマリーンズ対ホークス・仙台のイーグルス対ファイターズ・横浜のベイスターズ対スワローズは雨で中止。三連休中の2試合中止は営業的に辛いものがあるでしょう。さらに、日程的な問題もあるとか。場合によっては10月にダブルヘッダーもあるそうです。
 台風が去ったため、屋外で唯一行われた甲子園のタイガース対ドラゴンズは上園投手と川上投手が先発。先週土曜日と同じ顔合わせになりました。
 初回は三人で抑えた上園投手ですが、2回に前回本塁打されたウッズ選手から返り討ちにあう23号ソロをバックスクリーンに打込まれ、先制されます。

 さらに続く3回は1死から連打されると、福留選手の適時打で追加点を喫し、失策もあって2・3塁に。さらに捕逸で1点を追加され、四球で1・3塁となります。続く森野選手は投ゴロに打ち取りましたが、飛び出していた三塁走者を挟殺しようとすると、送球が走者に当たり、生還された上に打者走者にも二塁まで行かれて2・3塁に。ここで井上選手が2点適時打を放ち、この回、2失策に1捕逸という守備の乱れもあって一気に5点を失い、6対0となります。
 タイガースは4回まで毎回の5安打ながら無得点。しかし5回には、代打の狩野選手の安打を足がかりに、坂選手と鳥谷選手の連続適時打で2点を返し、7回にも林選手の適時打でもう1点取って3点差まで迫ります。
 そして4回以降は4人の継投で走者を出しながらもドラゴンズに追加点は許しません。しかしドラゴンズも川上投手が11安打されながらも7回を3失点に抑え、以下岡本投手さらには岩瀬投手に完璧に抑えられ、6対3で敗れ、連勝は4で止まりました。一方のドラゴンズはゲーム差なしながら、約1ヶ月半ぶりの首位に返り咲いています。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 東京ドームで行われた読売対カープは高橋尚投手と長谷川投手が先発。初回2死から栗原選手の放った打球は左翼フェンス直撃かと思われましたが、ギリギリ入っており13号ソロに。一度は二塁に滑り込んだ栗原選手は照れたように立ち上がって本塁まで戻っていました。
 長谷川投手は2回まで1安打でしたが、3回1死から高橋尚投手に安打されると、続く谷選手に9号2ランを喫して逆転されます。長谷川投手はその後も毎回安打されましたが、6回まで投げて、その2点のみに抑えました。
 一方、前回カープにKOされた高橋尚投手は6回まで2安打投球。しかし7回、広瀬選手に5号ソロが出てカープが追いつきます。その裏、読売は二番手の宮崎投手に対し、先頭打者の安打から犠打、敬遠、四球で満塁に。ここで五番の二岡選手の打順で何と今季初一軍の小関選手を代打に起用。しかし、この奇策は実らず三振。続くホリンズ選手も倒れ、勝ち越せません。
 そして9回、前の回から登板の豊田投手に対し、新井選手が内野安打すると、アレックス選手も続いて無死1・2塁に。ここで先ほど本塁打の広瀬選手がバントしますが、投手正面に転がって三塁アウトになります。しかし続く石原選手の二塁ゴロで、一塁走者の広瀬選手は、タッチしようとする二塁手を見て一塁方向に逃げ、一塁送球を見ると再び二塁に進んで併殺を防ぐとともに2・3塁に。先ほどのバント失敗の汚名を返上する好走塁を見せます。ここで代打で登場の嶋選手が、三番手の林投手から2点適時打を放ち、カープが勝ち越しに成功します。
 その裏は永川投手が登板。二週間前には読売相手に抑えを失敗して二軍再調整となりましたが、その成果を生かして今日は二者連続三振。そこから安打と四球で走者を出しましたが、最後は代打の矢野選手を抑えて試合終了。カープが4対2で連勝しています。観客数は4万5千4百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対ライオンズは岸田投手と帆足投手が先発。合併球団は久々一軍復帰の辻選手がスタメン捕手となりました。初回に北川選手が約1ヶ月ぶりの7号ソロを放って合併球団が先制します。しかし3回2死無走者から中村選手が二塁打を放つと、福地選手の同点適時三塁打、石井義選手の逆転適時二塁打と、3連続長打でライオンズが勝ち越します。
 帆足投手は5回まで3安打でソロの1点のみでしたが、6回に先頭の阿部真選手に安打されると、1死からローズ選手が右翼三階席に25号2ランを放って逆転。さらに満塁から大引選手に2点適時打が出て計4点。続く8回にもアレン選手の適時打で追加点を挙げます。
 合併球団は6回途中から高木投手と大久保投手が抑え、9回はセーブがつかない場面という事もあり吉田登板。そして失策と四球で1死1・2塁とセーブのつく場面になると加藤大投手が登場。連続三振で打ち取り、13セーブ目。6対2で合併球団が連勝しています。観客数は1万8千4百人ほどでした。

2007年07月15日 22:26