2007年07月13日

平均37.5歳の継投も実らず連敗

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは涌井投手と吉井投手が先発。今日の打線は昨日と全く同じ打線で臨みました。
 初回、2死無走者から福浦選手が安打を放ち、さらに二塁に。すると続くオーティズ選手が適時打を放ち、マリーンズが先制します。
 しかしその裏、吉井投手も簡単に二死を取ったものの、そこから安打と四球で走者をためると、和田選手の適時打で同点に。さらに栗山選手と貝塚選手に連続で適時打となる内野安打が出て、一気に3点を失います。さらに吉井投手が続く細川選手に死球を当てると、早くもここで降板。この2死満塁で42歳の吉井投手の後を受けたのは39歳の高木投手。いきなりの救援となりましたが、ここを抑えます。

 続く2回、安打・併殺・二塁打という流れの悪い攻撃で0点に終わると、その裏、高木投手が2死無走者から中島選手に安打されると、昨日から四番に入ったGG佐藤選手に18号2ランを喫し、早くも5対1となってしまいます。
 高木投手が3回を抑えると、4回からは41歳の小宮山投手が登板。1番からの攻撃を三人で抑えます。すると直後の5回表、1死からTSUYOSHI選手と早川選手の連打で好機を作ると、2死後にオーティズ選手の本日2打点目となる適時打で3点差に迫ります。しかし、続く6回は先頭の大松選手が二塁打を放ちますが、後続が倒れ、0点に終わります。
 小宮山投手は5回以降も安打こそされますが、得点は許しません。7回も2死から連打で2・3塁となりますが、ここも凌ぎ、4回を無失点に抑えます。
 しかし打線は本調子とは言えない涌井投手から安打は放つものの得点には結びつきません。8回も先頭のオーティズ選手が本日三本目の安打を放ち、1死後に大松選手も安打を放って続きます。しかし、ベニー選手がここで三振。さらにここで登板の三井投手に対し、サブロー選手を代打に送るも、左飛に打ち取られます。
 8回は本日初の20代投手となった神田投手が抑え、9回もグラマン投手に対し、1死からTSUYOSHI選手と早川選手の連続二塁打で2点差に迫りますが、反撃もそこまで5対3で敗れ、またもやカード負け越し。平均年齢37.5歳というベテラン陣の継投が生きませんでした。これで首位ファイターズとのゲーム差は3.5となっています。涌井投手は早くも12勝目を挙げています。観客数は9千5百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対合併球団は吉川投手とデイビー投手が先発。2回1死から4連打で先制したファイターズが、森本選手とセギノール選手の2点適時打などでこの回一挙7点を挙げ、さらに4回にも1点を追加します。
 立ち上がりこそ2四球を出した吉川投手ですが、大量援護もあって合併球団打線を押さえ込みます。結局5安打3四球ながら、9回を投げきり、今季二人目となる高卒新人でのプロ初完封を達成しています。観客数は1万5千2百人ほどでした。
 福岡のホークス対イーグルスは杉内投手と青山投手が先発。久々の先発となった青山投手ですが、2回に小久保選手の19号ソロで先制され、さらに大村選手の適時二塁打で計3点を失います。
 イーグルスは3回途中から、昨日先発して初回KOの有銘投手が好投。6回まで0点に抑えます。そしてイーグルスは6回にフェルナンデス選手の適時打で1点を返しますが、反撃はこれだけ。8回に失策で1点を追加したホークスが4対1で勝ち、対イーグルスの連敗を止めています。観客数は3万2千9百人ほどでした。

 東京ドームの読売対タイガースは福田投手と岩田投手が先発。4回に読売が先制し、タイガース打線は6回の無死1・2塁を逃すなど、7回まで5安打しながら0点に抑えられます。
 しかし1点を追う展開なら最早当然、とばかり7回からは勝ちパターン継投に入ります。すると8回、2死1・2塁から矢野選手に適時打が出て、タイガースが追いつきます。
 タイガースは9回から藤川投手が登板。しかし、どこか悪いのか、速球はほとんどなく、フォーク主体の投球。10回には2死満塁としますが、ここで代打の小坂選手を抑えます。
 11回はともに1死2塁を逃してむかえた12回。前の回から登板の会田投手が1死から金本選手が追い込まれ、さらに自打球を足に当てますが、四球を選びます。さらに林選手も四球を選ぶと、続く昨日プロ初本塁打の桜井選手が、左中間に2号3ランを放ち、タイガースがついに勝ち越します。
 その裏、前の回から登板のダーウィン投手が、2死から三連打で2点を失いますが、最後は何とか凌ぎ、タイガースが4対3で勝ち、連勝を4に伸ばしています。観客数は4万1千人ほどでした。

 神宮のスワローズ対カープはグライシンガー投手と青木高投手が先発。4回にカープが2点を先制し、投げては青木高投手が7回途中を4安打1四球無失点に抑えます。ところが8回、スワローズが青木選手と田中浩選手の連続本塁打で同点に。これは7連勝中と7連敗中の勢いの差が出たかと思いきや、9回に広池選手が代打で登場して4号ソロを放って再びカープが勝ち越し。そしてその裏は、一軍に復帰したばかりの永川投手が三人で抑え、カープが3対2で勝っています。観客数は1万1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは工藤投手と中田投手が先発。5回にドラゴンズが追いつかれますが、7回に井上選手の適時打で再びドラゴンズがリードを奪います。しかし8回に追いついたベイスターズが、9回に2死1・3塁から佐伯選手が5号サヨナラ3ランを放ち、ベイスターズが6対3で勝っています。観客数は7千6百人ほどでした。

2007年07月13日 00:04