2007年07月06日

サヨナラ勝ちで約20日ぶりの連勝

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は吉井投手とデイビー投手が先発。吉井投手は移籍後初登板初先発を先週まで所属していた球団相手に果たした事になります。昨日決勝打のワトソン選手が久々スタメンで左翼手に入り、三塁には青野選手が、二塁には根元選手が入りました。
 初回にデイビー投手が制球を乱して押し出し二つで2点を先制するものの、2回に吉井投手打込まれて一挙5点を奪われて逆転。しかし、3回には連打で好機を作り、里崎選手の犠打の後、ベニー選手の犠飛とワトソン選手の犠飛で2点を返して1点差に迫ります。

 3・4回は抑えた吉井投手ですが、5回に無死から連打されて降板。しかしここで約三ヶ月ぶりに一軍復帰を果たした神田投手が好投。この危機を併殺と三振で凌ぐと、8回までの4回を2安打無四球無失点に抑えます。
 打線は4回から8回まで無安打に抑えられましたが、9回から登板した加藤大投手に対し、先頭の代打・橋本選手が安打し、犠打と四球などで2死1・2塁とした後、福浦選手に適時打が出て追いつき、一昨日に続く延長に入ります。
 9回から登板の薮田投手が無安打で2回を抑えます。10回裏のサヨナラ機は逃すものの、11回は荻野投手が安打されたものの連続無失点記録を伸ばし、12回は小林雅英投手が無失点に。そして負けが亡くなったその裏に先頭のサブロー選手が二塁打すると、続く里崎選手がフェンス直撃に二塁打を放ち、マリーンズがサヨナラ勝ち。6対5で勝って、6月14日以来の連勝を果たすと同時に首位に復帰しています。観客数は1万2千6百人ほど。なお、この試合は、マリーンズでは初となる、本拠地でのビジターユニフォーム着用試合でした。

 仙台のイーグルス対ホークスは有銘投手と杉内投手が先発。7回にイーグルスが追いついて延長に入ると、10回に前の回から登板の馬原投手から1死満塁としたイーグルスが高須選手の安打で4対3でサヨナラ勝ち。牧野投手は今季初勝利。馬原投手は今季初敗戦です。観客数は1万人ほどでした。
 札幌のファイターズ対ライオンズは吉川投手と涌井投手が先発。3回に四球二つで好機を作ったライオンズが和田選手の適時打で先制。その後も着実に得点します。一方、涌井投手は8回を4安打1四球で無失点。9回に打者一巡で大差をつけたライオンズが8対0で快勝。涌井投手は11勝目を挙げています。観客数は1万5千3百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは若竹投手と松岡投手が先発。若竹投手は高卒二年目で初登板初先発です。2回にスワローズが交流戦開け後絶好調の福川選手が5号3ランを放って先制。タイガースも野口選手の2号ソロで反撃しますが、直後にラミレス選手の9号ソロで突き放されます。結局スワローズが4対1で勝利。若竹投手は2回以外は完璧に抑え、5回を2安打1死球ながら一発に泣いて3失点でプロ初登板は黒星となっています。観客数は3万8千5百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対カープは中田投手とフェルナンデス投手が先発。ドラゴンズが最大9対4までリードしますが、その後得点を重ねたカープが7回に10対9と逆転。しかし8回から登板の梅津投手が制球が定まらず3四球で満塁とし、井上選手の2点適時打で逆転。9回は岩瀬投手が抑え、11対10でドラゴンズが勝っています。観客数は3万1千3百人ほどでした。

2007年07月06日 23:55