2007年07月25日

抜擢も成功せず球宴明け黒星発進

[ 野球 ]

 福岡のホークス対マリーンズは斉藤和投手と渡辺俊介投手が先発。マリーンズはサブロー選手をスタメンから外し、代わりに二番中堅に一軍初出場となる角中選手を起用。また、怪我から復帰した今江選手も即スタメン三塁で九番に、四番にはオーティズ選手が入りました。
 しかし初回、先頭のTSUYOSHI選手が安打するも、その角中選手がプロ初打席で併殺打を放ってしまい、続く福浦選手にも安打が出たものの、結局0点に終わります。

 初回こそ三人で抑えた渡辺俊投手ですが2回に1死から三連打されて先制されます。三回裏には2死1塁から二塁打を打たれますが、これは角中選手の好返球もあって追加点は許しません。しかし5・6回と1点ずつ追加され、6回途中での降板となってしまいました。
 その6回途中から三番手としてプロ初登板を果たした中郷投手は好投して7回まで無失点に抑えます。しかし8回に継投陣が打たれて5失点。9回に竹原選手の2号ソロとサブロー選手の代打適時打で2点を返すものの、反撃はそこまで8対2で敗れて球宴明け初戦を黒星スタート、ホークスとのゲーム差も0となっています。観客数は3万2千2百人ほどでした。なお、ホークスは「鷹の祭典」との事で灰色と黄色を基調にしたユニフォームを着用していました。

 大阪ドームの合併球団対ファイターズは平野佳投手とグリン投手が先発。3回に平野恵選手の1号ソロで先制した合併球団がその後も細かく追加点。平野佳投手は今季初完封の好投で6勝目を挙げ、合併球団が3対0で勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは西口投手と岩隈投手が先発。ライオンズは夏ユニフォーム第2弾とのこと。既存のビジターユニフォームの背中に赤を入れた意匠は普通でしたが、帽子には所沢移転後初めて、「レオ」の絵でなく、「L」を入れていたのは斬新でした。
 久々登板の岩隈投手が好投し、イーグルス打線も序盤で4点を挙げます。しかしライオンズが7回に中村選手の満塁本塁打で同点に。9回に渡辺直選手のプロ初となる2ランでイーグルスが勝ち越しますが、その裏に福盛投手が打たれ、7対6でライオンズが逆転サヨナラ勝ちしています。観客数は1万2千3百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは山井投手とジャン投手が先発。ジャン投手は3回途中で2失点で早々と降板しますが、そこから継投陣が頑張り、同点で9回表に。ドラゴンズは岩瀬投手を投入しますが、タイガースは狩野選手の代打適時打で勝ち越し、さらにシーツ選手にも2点適時打が出て3点リード。その裏、藤川投手が無死満塁としますが、そこから三振と併殺で無失点で切り抜け、タイガースが8対5で勝っています。観客数は3万5千6百人ほどでした。

 東京ドームの読売対ベイスターズは金刃投手と工藤投手が先発。初回に金城選手の適時打で先制したベイスターズが5回に村田選手の12号満塁本塁打で追加点。その後1点差まで迫られますが、9回に金城選手に7号3ランが出てダメ押し。その裏はクルーン投手が抑え、8対4でベイスターズが勝ち。2位読売とのゲーム差を0.5としてます。観客数は4万2百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対カープは館山投手と黒田投手が先発。初回に栗原選手の14号ソロで先制したカープが6回に嶋選手の8号ソロで追加点。
 黒田投手は6回に青木選手に16号ソロを喫するなど8安打2四球1失点でしたが、完投勝利で三年連続となる10勝目を挙げ、カープが4対1で勝っています。観客数は1万3千5百人ほどでした。

2007年07月25日 00:35