2009年04月18日

4点差を追いつくも、競り負けて連勝止まる

 千葉で行なわれた千葉-福岡は清水直行投手と新垣投手が先発。開幕二戦目の登板を急病で回避した新垣投手は今季初登板です。
 今日も西岡選手は外れて根元選手が遊撃に。また、里崎選手と早川選手も外れて、橋本将選手が三番に、早坂選手が一番中堅で入りました。
 清水直投手は立ち上がり、1死から連続四球を出すと、さらに死球で満塁と、制球が定まりません。そして、続く長谷川選手に中前に運ばれます。さらに、そのバウンドが大きく弾んで早坂選手の頭を越え、走者一掃の適時三塁打に。続く田上選手にも適時打が出て、いきなり4点を失います。

 その裏、千葉は2死から1・2塁としますが、ここは得点できません。しかし2回にはこの回先頭のサブロー選手が4号ソロを、続く3回には井口選手が3号2ランを放ち、一発攻勢で1点差に迫ります。
 一方、清水直投手は2回以降も毎回得点圏に走者を進めますが、追加点は許しません。
 そして4回裏、先頭のサブロー選手が歩くと、続くバーナムJr選手の安打で無死1・3塁に、続く根元選手の当たりは惜しくもスタンドには届きませんでしたが、犠飛になって、ついに千葉が追いつきます。
 続く5回裏、福岡は早くも新垣投手を諦め、神内投手を起用します。対して、2死を取られた後に連続四球で好機をもらいますが、得点には至りません。
 千葉も清水直投手が5回を7安打4四死球4失点で降板します。そして6回は小宮山投手が、7回2死までを高木投手と、40代二人が完璧に抑えます。さらに7回2死からは今季13試合で早くも8試合目となる伊藤投手が登板しました。
 福岡は6回裏から久米投手が登板。6・7回と四球を二つずつもらいますが、その貰った好機を活かせません。8回には2死から途中出場の早川選手が安打を放ちますが、続く早坂選手のセーフティバントが失敗し、4対4のまま最終回を迎えます。
 9回のマウンドには3イニング目となる伊藤投手が上がります。そして1死から四球を出すと川崎投手に代わりますが、四球と内野ゴロで2死2・3塁となり、ここで小久保選手に2点適時打を喫し、勝ち越しを許します。さらに続く長谷が選手にこの試合4安打4打点目となる適時二塁打が出て7対4と差が付きました。
 その裏は馬原投手に抑えられて試合終了。連勝は3で止まりました。観客数は2万3千2百人ほどでした。
 初回、最終回と四死球で溜めた走者を適時打で帰される、という似たような失点パターンで敗れた試合でした。逆に打線は一度は4点差を追いついたものの、終盤で3回あった四球で貰った好機に適時打が出なかったのが敗因だったかもしれません。なお、四死球は両チームあわせて17というともに制球に苦しんだ試合でもありました。

2009年04月18日 22:35