2009年04月27日

大嶺投手の好投と打線爆発で連勝

 今更ながら日曜の野球の話を。
 所沢で行なわれた埼玉-千葉はワズディン投手と大嶺投手が先発。今日は井口選手が初めてスタメンを外れ、四番にはこれで唯一の全試合出場となったサブロー選手が入りました。また、橋本将選手がスタメンマスクで五番に、二塁には根元選手が一番で入りました。
 初回、その根元選手がいきなり三塁打を放つと、続くバーナムJr選手が右飛を放ちます。やや浅めではありましたが、根元選手がブロックをかわして先制のホームを踏みました。さらに、西岡選手とサブロー選手の連続二塁打でもう1点と、前の試合で初回に4点取ったワズディン選手の立ち上がりをまたもや捕らえます。

 いきなり援護をもらった大嶺投手ですが、その裏、1死から難しいバウンドの当たりを取り切れず、記録は失策となって出塁を許し、さらに安打と四球で1死満塁とします。しかし、ここでGG佐藤選手を併殺に打ち取り、0点に抑えます。
 さらに3回、先頭の根元選手が四球を選ぶと、バーナムJr選手の適時二塁打で追加点を挙げ、さらに1死3塁からサブロー選手の犠飛と、初回と同じ二人が打点を上げ、突き放します。
 さらに5回にはこの回から登板した松永投手から安打と失策で1・3塁とすると、バーナムJr選手と西岡選手が重盗を決めて5点目を、6回には根元選手の適時打で6点目と中盤にして一方的な展開になりました。
 大嶺投手は5回までほぼ毎回のように走者は出しましたが、二つの併殺もあって0点に抑えます。6・7回に、いずれも先頭打者に二塁打されて生還を許し、2点を失います。この回で降板となりましたが、7安打2死球2失点という内容でした。
 4点差となった8回表、この回から登板の正津投手は制球が定まらず、3四球で1死満塁に。ここで既に2打点のサブロー選手が適時打を放つと、橋本将選手・ベニー選手も続き、三者連続適時打で一挙に5点を追加。これで完全に試合は決まりました。
 その後、中郷投手と川崎投手がそれぞれ失点しましたが、大量得点のために影響はなく、11対5で快勝して連勝。対埼玉は2カード連続の勝ち越しとなっています。観客数は2万3千6百人ほどでした。

 というわけで、チームのほうは6連敗後は辛うじて白星先行で、しかも昨年からの課題である先発陣が安定しつつあるなど、ある程度光が見えてきています。
 しかしその一方で、経営陣の迷走ぶりはより一層悪化しているようです。何でも怪文書が出回りだしたとか。怪文書である以上、そこに書かれたとされる内容については信用できません。とはいえ、そのようなものが出回る自体、組織としてかなり問題が発生していると考えていいでしょう。
 発表された球団幹部の発言や、特に球団社長寄りの記事が目立つ、スポニチと産経の報道が相変らず奇妙な事など、突っ込みたい事は山ほどあるのですが、発端が怪文書なだけに、ここでは省略します。
 とはいえ、一つだけ突っ込みを。なぜか日刊スポーツしか報じていないのですが、問題行動のあったと夕刊紙などで批判された幹部社員について、オーナー代行氏がエキセントリックな方と、球団社長氏が彼女には担当業務を縮小して取り組んでもらいます。激しすぎるところがあればご指導いただきたいなどと言っています。
 オーナーや球団社長にとって、幹部社員は部下になるはずです。しかしながら、この言い回しは、部下に対しての言及とは思えません。
 なぜ、そのような扱いを受ける幹部社員が球団にいて権力を持っているのでしょうか。それを含め、この談話を読んだときは、この会社、大丈夫なのか?と心配になりました。

2009年04月27日 23:21