2004年10月13日

最終戦に敗れる

[ 野球 ]

 タイガースの今期最終戦は甲子園でベイスターズ戦。先発は福原投手と土肥投手でした。序盤に村田選手の3ランなどで5対0とされ、打線は中盤に金本選手の113打点目となる犠飛で1点を返したのみ。結局6対1で敗れました。対ベイスターズ戦は12勝16敗。今期の最終成績が66勝70敗の借金4でしたから、ちょうどベイスターズにやられた分だけ借金した計算になります。なお、連続フルイニング出場の金本選手を初め、矢野選手・今岡選手・赤星選手の計4人が138試合フル出場。これは52年ぶりの記録だそうです。
 今期を振り返ると、福原投手の復活はあったものの、昨年二桁勝った伊良部投手と、期待の浜中選手が全く働きませんでした。さらに新外国人選手は全然で、移籍してきた選手もパっとしない、などと戦力を整える時点でかなり失敗していたと言えるでしょう。
 まあ、岡田監督には今年の現実を直視し、来年こそは背水の陣のつもりで頑張っていただきたいものです。

 ところで、コクドグループの株にまつわる不祥事が発覚しました。春先には西武鉄道の総会屋への利益供与があったわけですから、今年だけで二度目です。前回は西武鉄道の会長辞職だけでお茶を濁した堤氏でしたが、今回の事件ではライオンズのオーナー辞任を発表しました。この人、7月の球団合併策動において「プロに値しないレベルの選手が多いので球団数を減らすべき」と選手を侮蔑した発言をしていました。しかしこのような不祥事を見ると、本当に「プロに値しない人」はいったいどこの誰だったか、と言いたくなります。

2004年10月13日 23:43