2004年10月10日

2勝2敗で最終戦に

[ 野球 ]

 ライオンズが2勝1敗で迎えたプレーオフ第2ステージ第4戦。先発は倉野投手と帆足投手でした。シーズン中「谷間要員」からローテーション入りして9勝を挙げた倉野投手は、「プロ生活初の大舞台」でライオンズ打線を6回4安打無失点。2回に連打されたものの、出口選手の強肩で1塁走者を3塁で刺すなど、守備も盛りたてます。
 一方、帆足投手も安打されながら3回まで無失点で抑えますが、4回に死球を挟んで5連打され、3点を失い、KOされます。さらに、6回にはこの試合9番に下がった川崎選手が、森投手からソロで追加点。その裏、二番手の山田投手が和田選手にソロを打たれますが、失点はそれだけ。最後は三瀬投手が抑えて4対1で勝ちきりました。
 ホークスは投手陣がよく、この試合を取りましたが、打線は13安打4得点の拙攻。さらに松中選手にも相変わらず安打が出ないなど、不安要因は残っています。明日の松坂投手相手に、松中選手が復活できるかが鍵かと思っていますが、果たしてどうなるでしょうか。

 ところで、今日の某スポーツ紙の裏一面を見たら、昨日、ライオンズが「王手をかけた」事に対し、将棋を聞きかじった記者を見当外れの「王手」論を書いていました。サイトには載っていないようなので紹介できませんが、ちょっと将棋を知っている人には噴飯ものの内容です。やはりプロ(?)の記者とはいえ、自分が取材していない分野の事を知ったかぶって偉そうに書くのは恥でしかない、という事でしょう。
 ところで、このスポーツ紙、本業(?)の野球でも、特定の球団ばかり取り上げ、パの試合などは、高校野球の地方予選以下の面積で紹介したりします。そのような「パリーグの素人新聞」が「これからのパリーグは・・・」などと書くのは、将棋を知らない記者が聞きかじった知識で見当違いの将棋論(?)を書くようなものなのでは、などと思いました。

 甲子園最終戦となるタイガース対読売。先発は三東投手と久保投手でした。2回までに6点を取ったタイガースが有利に試合を進めます。そして8回にはこの試合が引退試合となる八木選手が代打で登場。ライト前にうまく運び、「代打の神様」最後の打席も代打成功で終わりました。その後、9回表に守備について、ウイニングボールも掴んでいます。
 甲子園のもともとの雰囲気もあるのでしょうが、晩年、「代打の神様」と呼ばれるようになった八木選手は本当に球場が盛り上がる「ここで」というところでよく打ってくれました。本当にお疲れ様でした。
 スワローズ対ドラゴンズは大量点を挙げたドラゴンズが13対4で圧勝。川上投手が17勝目を挙げています。
 ベイスターズ対カープは1対0の完封リレーでカープが勝ち。ベイスターズとのゲーム差を1に広げています。

2004年10月10日 23:56