2004年10月09日

ライオンズ、接戦を制す

[ 野球 ]

 1勝1敗でむかえたプレーオフ第3戦は斉藤投手と張投手が先発。今期二桁勝利を挙げたもののピリッとしない斉藤投手は、フェルナンデス選手に初回に2ラン、2回にも適時打を打たれます。
 一方、張投手は序盤は快調に飛ばしましたが、4回に先頭の井口選手にソロを打たれると一変。松中選手は抑えたものの、城島選手にも一発が出て1点差。さらにバルデス選手に安打、柴原選手に四球の後、鳥越選手にライトフェンス直撃の二塁打を打たれ、一気に逆転されました。
 3・4回とライオンズ打線を抑えて調子を上げてきたかに見えた斉藤投手ですが、逆転した直後の5回表に、またまたフェルナンデス選手にソロを打たれ、あっさり同点に。その裏、に失策がらみでホークスが勝ち越しましたが、直後の6回表に先頭の中島選手、続く野田選手と7・8番が連続本塁打。その後のホークスリリーフ陣が無失点だった所を見ると、結果論ですが斉藤投手を引っ張りすぎたのかもしれません。
 ホークスは7回表の無死満塁のピンチを無失点で凌ぎ、その裏、この回から登板の四番手の星野投手から、先頭の川崎選手がストレートの四球。流れをふたたびつかんだかと思いましたが、続く宮地選手がバントを失敗してしまいます。これで再度流れが変わったか、星野投手は井口選手・松中選手を連続三振。以下小野寺投手・豊田投手とつないだライオンズが、1点差を守りきって6対5で勝利。リーグ優勝まであと1勝としまています。
 これでライオンズがかなり有利になったと思われます。ホークスとしてはこの3戦で打率1割を切っている松中選手の不振が痛いところです。明日は倉野投手と帆足投手の先発ですが、ライオンズが一気に決めるのでしょうか。

 カープ対読売は長谷川投手と内海投手が先発。終盤に突き放したカープが勝って、ゲーム差なしながら5位に浮上しています。

2004年10月09日 23:25