2008年04月07日

今季初の逆転サヨナラを果たす

 千葉で行われた千葉-福岡は渡辺俊介投手と和田投手が先発。和田投手に強い竹原選手と大塚選手がスタメン復帰するなど、橋本選手を除く八人が右(両打ちの西岡選手を含む)でした。
 しかし、その右打線が今季初登板の和田投手に抑えられ、序盤は安打が打てません。一方、渡辺俊投手は4回に井手選手に先制打を打たれ、さらに山崎選手にも適時打と、下位打線から2点を奪われます。

 さらに7回に渡辺俊投手は本間選手に本塁打を打たれ、さらに連打で走者をためて降板。7回途中まで投げて被安打10で2四球という内容でした。二番手の川崎投手がここを抑えますが、内野ゴロの間にさらに1点を追加されます。
 打線は和田投手の前に6回まで1安打に抑えられ、15イニング連続無得点となってしまいます。しかし7回、1死からオーティズ選手が二塁打を放つと、続く竹原選手の今季初安打が適時二塁打となって1点を返します。さらにベニー選手が安打を放って和田投手は降板。そして代わった柳瀬投手に対し、代打で登場したサブロー選手の犠飛と、今江選手の適時打で1点差に迫ります。
 そして迎えた9回、この回から登板の二コースキー投手に対し、代打の大松選手が二塁打で好機を作ると、連続四球で満塁とした後、一昨日のヒーローである田中雅選手の適時打で同点に追いつきます。そして2死後、西岡選手が詰まりながら左前に落とす安打を放ち、千葉が逆転で今季初のサヨナラ勝ちを達成しました。西岡選手のサヨナラ打は小学生の時以来とのことです。観客数は2万8千5百人ほどでした。

 神戸で行われた合併球団-北海道は川越投手とグリン投手が先発。同点で迎えた6回に小谷野選手の犠飛で勝ち越した北海道が9回にも1点を追加します。その裏登板したマイケル中村投手はいきなりの連打で走者を出し、内野ゴロの間に1点を返されますが、後は抑えて今季二つめのセーブを挙げました。グリン投手は今季初勝利を挙げています。観客数は1万4千1百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-東北はキニー投手と朝井投手が先発。初回にGG佐藤選手の適時打で埼玉が先制し、3回にもGG佐藤選手の適時打などで追加点を挙げます。そのまま4対0で迎えた9回、来日初完封のかかったキニー投手ですが、東北打線が遅ればせながら反撃を開始し、急遽救援のグラマン投手からも適時打を放ち、1点差まで迫ります。しかし最後はグラマン投手が凌ぎ、4対3で埼玉が東北を三タテしています。観客数は1万8千2百人ほどでした。

 名古屋で行われたドラゴンズ-東京は吉見投手とリオス投手が先発。初回に荒木選手と井端選手の連打を足がかりに先制したドラゴンズが、中村紀選手の2打席連続本塁打などで、6回まで1点ずつを挙げ、着実に優位を気付きます。一方の吉見投手は4安打2四球で好調の東京打線を封じ、プロ初完封を達成しています。観客数は3万5千6百人ほどでした。
 広島で行われた広島-横浜は長谷川投手と高崎投手が先発。2回に失策で先制した広島が打線爆発。18安打で17点を挙げて圧勝しています。観客数は1万4千8百人ほどでした。
 東京ドームで行われた読売-タイガースは木佐貫投手と福原投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千1百人ほどでした。

2008年04月07日 00:51