2008年04月10日

序盤の失点で大敗

 所沢で行われた埼玉-千葉は涌井投手と久保投手が先発。今日は里崎選手が指名打者でスタメンに復帰して四番に、また、堀選手も久々にスタメンに入りました。
 久保投手は立ち上がりが悪く、1死から五連打されるなど、いきなり5点を失います。涌井投手は過去3試合あわせて5点しか援護のなかったわけですが、初回でいきなり、その合計と同じ援護を受けた形になりました。
 さらに続く2回にもブラゼル選手に7号2ランを喫して2回で7対0となってしまいます。

 2回まで無走者だった千葉は3回、先頭の橋本選手の二塁打をきっかけに、ここ数試合一番に固定されている根元選手の適時打で1点を返し、重盗を決めた後に早川選手の適時内野安打でもう1点を返します。しかしながら、その重盗の際にサブロー選手が足を痛め、そのまま交代となってしまいました。
 さらに、その後は再び涌井投手の前に無安打で抑えられ、一方の久保投手は4回に連打を浴びて降板。さらに継投陣も打ち込まれ、7回までで今季最多の15失点となってしまいました。
 そして13点差で迎えた9回表、この回先頭の里崎選手がバックスクリーンに今季1号を放つと、大松選手・オーティズ選手も続き、三者連続本塁打となります。
 しかし、もちろんこの大差では焼け石に水。15対5と大敗してしまいました。観客数は7千7百人ほどでした。

 札幌で行われた北海道-東北はダルビッシュ投手と岩隈投手のエース対決。防御率0点台同士の二人による投手戦となり、5回まで双方無安打という展開でした。
 6回に東北が初安打しますが、得点できません。一方、岩隈投手は6回裏も無安打に抑えましたが、7回に先頭の森本選手に初安打されると、犠打の後に敬遠しますが、続く高橋選手にも四球を出してしまい、満塁としてしまいます。ここで続くスレッジ選手が左翼に犠飛を放ち、ついに点が入ります。この、岩隈投手の連続無失点を23で止めた得点が結局決勝点に。東北も9回に1死2塁とまでしますが、後続が打ち取られて試合終了となりました。
 ダルビッシュ投手はこれで早くも今季二度目の完封勝ちで3勝目。しかもいずれも1対0です。さらに、札幌では27イニング連続無失点となっています。観客数は2万5千1百人ほどでした。

 福岡で行われた福岡-合併球団はガトームソン投手と金子投手が先発。同点で迎えた5回に仲澤選手が一塁線を抜く適時二塁打を放って福岡が勝ち越し、さらに1点を追加します。そして8回には松中選手に今季1号が出るなどで2点をダメ押しし、5対1で勝っています。ガトームソン投手は8回途中まで投げて9安打3四死球ながら1失点で今季初勝利。また、久米投手がプロ初セーブを挙げています。観客数は2万3千1百人ほどでした。

 なお、セリーグの3試合はいずれも雨で中止でした。

2008年04月10日 23:58