2008年04月06日

シャッフル

[ 交通 ]

 朝、出勤しようと駅のホームに降りると、信号機故障で大幅に遅れが出ているとの放送がありました。中央・総武各駅停車はかなり詰まっており、乗る予定だった列車、さらにはその次の列車まで運休となってしまいました。
 とりあえず快速で錦糸町まで来たものの、そこから先に進める見込みはありません。そこで、構内放送にしたがって地下鉄の振替を利用することにしました。

 そこで振替乗車票を受け取ろうとしましたが、有人改札の前には行列ができています。普通は、駅員が構内に出て振替票を配るものですが、そのような気配もありません。
 そして、やっと窓口に着き、「すみません。振替乗車票をいただけませんか」と尋ねたところ、窓口の駅員は、手元にある振替乗車票を、わざわざトランプをシャッフルするような手つきで広げ、そこから一枚を私に渡しました。その間、一言もありませんでした。
 自分の会社が保守を手抜いために信号機が壊れたわけです。そして、そのおかげでこちらに迷惑をかけているわけです。しかしながら、この駅員はもちろんですが、幕張本郷駅で乗った時の案内にも、それで客に迷惑をかけた、という認識は感じられませんでした。
 こんな事ばかりやっているから、いつまで経っても「信号機故障」や「車両点検(※故障とは絶対に言わない)」による遅れを繰りすのでしょう。そして、駅員も「振替乗車票を発行してやっている」という態度で、迷惑をかけた利用者に接しているわけです。
 今に始まった事ではありませんでが、またしても「JRらしさ」を痛感せられた、事故並びに事後処理でした。

2008年04月06日 02:17