2008年04月17日

清水直投手、本拠地初登板で連続1失点完投勝利

 千葉で行われた千葉-東北は清水直行投手とドミンゴ投手が先発。今日は早川選手がスタメンから外れ、代わりに角中選手が二番で出場。また、細谷選手に代わってオーティズ選手が、田中雅選手に代わって早坂選手がそれぞれスタメン復帰しました。
 1回裏、1死から角中選手が右翼席にプロ初となる本塁打を放って先制します。また、この本塁打は四国アイランドリーグ(当時)出身者が放ったNPB初の本塁打となりました。

 しかし、直後の2回表に、清水直投手は先頭の山崎武選手を歩かせ、礒部選手の安打でつながれた後、山下選手の適時打で即座に追いつかれます。しかし、3回から5回まで、安打や失策で走者を出しましたが、いずれも併殺で凌ぎ、逆転は許しません。
 4回に1死2・3塁の勝ち越し機は潰した千葉ですが、続く5回に先頭の早坂選手が今季初安打すると、犠打と四球でつなぎ、今日も四番に入った大松選手の適時打で勝ち越しに成功します。大松選手と初回に本塁打を放った角中選手は同郷で、今日は「石川県人の日」といった感じでした。
 4回までは毎回安打を喫していた清水直投手ですが、6回からは完璧に近い投球をし、東北打線を抑え込みます。一方のドミンゴ投手も好投し、終盤はともに走者が出ない展開となりました。
 しかし、清水直投手も最後まで崩れず、9回も三者凡退に抑えました。結局、5回以降は失策二つと四球一つの無安打投球。5安打3四球で2試合連続となる1失点完投勝利となりました。
 これで千葉は4連勝で今月初の貯金を達成。いずれも1点差の勝利でした。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 甲子園のタイガース-広島は下柳投手と宮崎投手が先発。3回に勝ち越したタイガースが、5回に関本選手さらには下柳投手に適時打が出て3点を追加。下柳投手は8安打されながら無四球で1失点に広島打線を抑え、3年ぶりとなる完投勝利を飾っています。観客数は3万5千9百人ほどでした。

2008年04月17日 00:37