2008年04月02日

またも終盤で競り負け、連敗

 仙台の東北-千葉は一場投手と小野投手が先発でした。福浦選手がスタメン復帰して三番に入り、代わりに里崎選手が外れた以外は、前の試合と同じ顔ぶれでした。三試合連続で欠場となった今江選手が気になります。
 千葉が3回に先制するも、4回に追いつかれ、続く5回には藤井選手の適時打と高須選手の1号2ランで勝ち越しを許します。しかし直後の6回表に、サブロー選手とズレータ選手の連続適時打で反撃し、さらに橋本選手の犠飛が出て、即座に追いつきました。

 しかし、同点で迎えた7回、この回から登板の小宮山投手が、いきなり先頭打者を歩かせます。さらに犠打で進んだ後、続く三番の草野選手を何と敬遠。しかし、これは裏目に出て、四番のフェルナンデス選手に2号3ランを喫し、再び3点差とされてしまいます。
 8・9回とも安打は出たものの、小山投手、さらには青山投手に抑えられ、そのまま4対7で試合終了となりました。小宮山投手は早くも今季2敗目。制球力を誇る投手であるにも関わらず、前回に続いて先頭打者を歩かせてからの失点でした。少々心配です。
 東北はこれで球団初となる5連勝で貯金1に。これは、球団創設初試合以来の貯金だとの事で、千葉は二度とも「貢献」した事になりました。
 観客数は1万9百人ほど。平日のデーゲームですから、かなりの入りと言ってもいいかもしれません。

 福岡で行われた福岡-北海道は、新垣投手と武田勝投手が先発。6回までともに0点でしたが、7回に稲田選手の適時打で北海道が先制します。さらに8回には稲葉選手の適時三塁打と、初の「四番・一塁」となった高橋選手の2号2ランで追加点。9回にもダメ押しした北海道が6対0と快勝しています。観客数は2万9千2百人ほどでした。

 神戸の合併球団-埼玉は光原投手と西口投手が先発。立ち上がり、制球の定まらない光原投手から、埼玉打線が5点を先制。光原投手は3安打3四死球で、1死も取れずにKOとなりました。
 埼玉の快勝ペースかと思いきや、緊急救援の山本投手が好投し、流れが変ります。そして3点を追う5回裏に、濱中選手に移籍1号となる満塁本塁打が出てついに逆転。そして8回にも4点を追加して試合を決めました。西口投手は2試合続けてのKOとなっています。観客数は1万7百人ほどでした。

 広島で行われた広島-タイガースは高橋投手とアッチソン投手が先発。初回に金本選手の2号3ランでタイガースが先制し、その後も優位に進めます。広島もアレックス選手と栗原選手に本塁打が出ますが、いずれもソロのため効果が低く、結局タイガースが5対3で逃げ切っています。
 これでタイガースは開幕4連勝。ただ、登板3試合目で早くも2本目の本塁打を喫した久保田投手の調子は気になります。観客数は2万2千7百人ほどでした。

 横浜で行われた横浜-東京は工藤投手とリオス投手が先発。5回に6連打で4点差を追いついた横浜が、6回にはボークで勝ち越します。
 7回に青木選手の2ランで再び東京が勝ち越しますが、8回裏から登板した花田投手が誤算。1死後に5連打した横浜が一挙4点を奪って勝ち越します。
 そして9回は新守護神のヒューズ投手が登板。青木選手に四球を出して盗塁も許しますが、後は抑え、初セーブを挙げます。なお、この時、右翼へのファウルフライを、吉村選手が何度も「お手玉」しながら最後は捕球する、という珍しい場面もありました。観客数は1万9千3百人ほどでした。

 東京ドームの読売-ドラゴンズは上原投手と中田投手が先発。中田投手は立ち上がりが悪く、2回までに3点を失いますが、そこから立ち直り、追加点を与えません。
 一方、4回に1点を返したドラゴンズは、6回に李選手の2ランで同点に追いつきます。そしてそのまま、先発投手の投げ合いのまま最終回になります。
 その9回表、なお続投する上原投手に対し、先頭の中村紀選手が2試合連続となる2号ソロを左翼席に放ちます。
 その裏は岩瀬投手が抑え、ドラゴンズが4対3で勝ち3連勝。対する読売は開幕4連敗となっています。観客数は4万2千3百人ほどでした。

2008年04月02日 00:31