2008年04月29日

終盤に追いつくも突き放され、今季観戦初黒星

 千葉で行われた千葉-北海道の観戦に行きました。現在、観戦するときは、前日にWEBで購入して、当日に球場窓口で引き替えています。今日もその方法で引き替えようと思って、専用窓口に行ったところ、とんでもない長蛇の列が出来ていました。最終的には、窓口が二階にあるにも関わらず、行列最後尾は一階になっていました。
 というわけで、列に並んでから購入するまでの所要時間は40分近くかかり、その間に、スタメン発表も終わっていました。
 来年のGWに観戦に行くときは、当日球場引き替えは絶対にやるまい、と強く思いました。

 試合のほうですが、予告先発だった北海道の武田勝投手が、試合前の練習で打球を指に受けて骨折するという事故が発生。そこで、急遽ローテーションを繰り上げ、現在、対千葉4連勝中のスウィーニー投手が先発となりました。
 というわけで、スタメンのほうは二番に早川選手が、三番に福浦選手が入りました。後は、下位の並びが少々変ったものの、一昨日の福岡戦と同じでした。
 さて今日は入場後、先週までの出張で凝った筋肉をほぐすために、左翼席上にある「てもみん」に行ってきました。昨年行ったときは、受付システムがひどかったのですが、今年は大幅に改善されていました。
 そこで、北海道ファンの応援を見ながら、試合開始を見る形になりました。1・2番が出塁すれば、至近で「稲葉ジャンプ」が見れるかも、などと千葉ファンにあるまじき事を考えていましたが、成瀬投手は立ち上がり、あっさり三人で片付けました。
 一方、千葉は先頭の西岡選手が安打し、進塁打と四球で1死1・2塁となりますが、4・5番が倒れます。続く2回も、1死から橋本選手が二塁打し、四球でまたも1・2塁となりますが、今度は1・2番が倒れます。
 そして直後の3回表、成瀬投手は先頭の鶴岡選手に四球を出してしまいます。そして、犠打で進まれた後、森本選手の適時二塁打で先制を許してしまいます。さらに失策で走者を溜めましたが、ここは3・4番を抑えて1点に凌ぎました。
 一方、緊急登板のためか立ち上がりが落ち着かなかったスウィーニー投手ですが、徐々に相性の良さを出してきます。4回はオーティズ選手と橋本選手が、ともにコーナーギリギリの球で連続見逃し三振に打ち取られる、という場面もありました。
 続く5回、1死から西岡選手と早川選手が、ともに快打ではありませんが、右前に安打し、1・3塁と同点機を作ります。しかしここで3・4番が倒れ、ここも活かすことができません。結局、6回を5安打3四球と、緊急登板のスウィーニー投手相手に好機は作るものの後が続かず、1点も取れませんでした。
 そして7回、ここまで北海道打線を3安打1失点に抑えてきた成瀬投手でしたが、七番に入っていた陽選手に、左中間スタンドに打ち込まれます。これが陽選手にとってはプロ初本塁打となりました。
 そして7回は建山投手に抑えられ、8回から武田久投手と、北海道が必勝継投に入ります。ところが、前回この球場でサヨナラ負けしている武田久投手は今日も変調。いきなり、福浦選手とズレータ選手に連打されます。続く大松選手が併殺に打ち取られ、さすがにダメかと思いきや、そこからオーティズ選手と橋本選手が連続四球を選び、満塁となってしまいました。
 たまらず北海道はマイケル中村投手を前倒しで起用しますが、続くベニー選手が右前に2点適時打を放ち、同点に追いつきました。
 ところが9回、前の回から登板していた四番手のシコースキー投手は、先頭の鶴岡選手に安打されます。そして、続く金子誠選手のバントはファウルになるのですが、これを取ろうとダッシュしたシコースキー投手は、足を痛めてしまい、降板となってしまいました。
 したがって、川崎投手が急遽登板しますが、バントの構えをしていう金子誠選手に対し、四球を出してしまいます。そして、続く森本選手は、バスターみたいな形で前進している内野陣の二遊間を抜き、再び北海道が勝ち越しました。
 その裏、マイケル中村投手に対し1番からの攻撃でしたが、あえなく二死に。最後に里崎選手が代打で出るも、三振に打ち取られて3対2で試合終了となりました。
 8回で流れが変ったかと思った直後の事故で、再び流れを戻された、という感じの試合でした。もっとも、北海道も事故はあったわけで、それを補完できたかどうかが、勝敗の分かれ目になった、と言えるかもしれません。
 観客数は今季最多の3万21人で、満員御礼との事でした。

 大阪ドームで行われた合併球団-東北は岸田投手と朝井投手が先発。同点で迎えた8回裏に、一軍復帰したばかりのラロッカ選手が勝ち越し適時打を放ち、2対1で合併球団が勝っています。観客数は1万8千5百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-福岡はキニー投手とガトームソン投手が先発。序盤でキニー投手をKOした福岡が、5回までで7対2とリードします。ところが、6回から登板した藤岡投手が1死満塁として降板すると、続く小椋投手が中島選手に6号満塁本塁打を浴びた後、ブラゼル選手の11号ソロを喫し、埼玉得意の本塁打攻勢で一気に試合は振り出しに戻ります。
 しかしそこからは小椋投手も立ち直り、埼玉に勝ち越しは許さず、9回途中まで投げます。一方、埼玉継投陣も好投して試合は延長に。そして12回を迎えます。
 埼玉は七番手に三井投手を送り込みますが、これが失敗。松田選手に適時三塁打が出て福岡が勝ち越すと、さらに2点を追加した福岡が10対7とします。
 その裏は、前の回から登板していたホールトン投手が抑えて試合終了。福岡が連勝しています。観客数は2万6千6百人ほどでした。

 甲子園で行われたタイガース-東京はアッチソン投手と石川投手が先発。初回に三番に入った田中選手の適時打で東京が先制します。その裏、タイガースも2死満塁としますが、得点できません。
 さらに3回には、失策・暴投・捕逸と、タイガースの守備が乱れ、1安打で2点を追加され、続く4回にも1点を取られます。
 タイガース打線は石川投手の前に6回まで3安打。7回に無死1・3塁とするも、併殺の間の1点しか取れません。結局、8回を5安打1四球1失点に抑えられ、9回は林投手に抑えられます。石川投手は両リーグあわせて首位となる5勝目、林投手は6セーブ目を挙げています。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 今季最初で最後となる、岐阜で行われたドラゴンズ-横浜は中田投手と土肥投手が先発。2回に無死1・3塁としたドラゴンズが森野選手の犠飛で先制すると、続く中村紀選手が左翼席に6号2ランを放ちます。さらに、中田投手の二塁打を足がかりにもう1点を追加し、土肥投手はこの回で降板となりました。
 横浜は3回以降は、新人投手二人が好投して追加点は与えません。しかし、中田投手は失策がらみで1点は失ったものの、8回を5安打無四球で1失点。9回は岩瀬投手が抑え、ドラゴンズが4対1で勝っています。観客数は1万5千9百人ほどでした。
 東京ドームで行われた読売-広島はグライシンガー投手と長谷川投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万6百人ほどでした。

2008年04月29日 22:37