2008年04月07日

麹町さくら祭りと甘酒

 今日は日曜出勤でした。昼休みに散歩がてら駅前に行ったところ、「麹町さくら祭り」なる行事が行われていました。といっても神輿などが出るわけではありません。駅前にあるちょっとした広場にテントが6つくらい立って、そこで甘酒の無料配布と、焼きそばやパンなどの販売が行われる、という小さな「祭り」でした。
 せっかくだから甘酒を貰ったのですが、配っている人は「米と米麹を用いた本格的な作り方なのでアルコールは入っていません」と言っています。38年生きていましたが、「本格的な甘酒」がノンアルコール飲料だとは知りませんでした。

 帰宅して調べたところ、この甘酒は、薄い粥に麹をいれて発酵させたものとの事でした。一方、アルコールが含まれているものは、酒粕を用いて作るのだそうです。
 本来はアルコールが含まれておらず、酒の味がするわけでもないのに「甘酒」とは不思議なものだと思いました。後発となった「酒粕で作ったもの」のほうがメジャー化したために「酒」になったのでしょうか。
 ついでに、これは「麹町さくら祭り」だから、麹を使った甘酒をふるまっているのだろうか、などとしょうもない事を考えたりもしました。
 なお、先日から書いていたように、近辺の桜は既に盛りを過ぎています。温暖化の影響なのか、ここ数年、桜の季節が早くなっています。「さくら祭り」の開催日も見直す時期に来ているのではなかろうかなどと、散りゆく桜を見ながら思ったりもしました。

2008年04月07日 00:53