2008年04月06日

4安打16三振で無四球完封を喫する

 千葉で行われた千葉-福岡は成瀬投手と大場投手が先発。今日は昨日に及ばないもののスタメンを四人入れ替えました。その中で、里崎選手は指名打者ながら久々となる連続スタメンでした。
 初回、成瀬投手は2死を取った後、多村選手に安打され、続く松中選手の適時二塁打で先制されます。その裏の千葉は、こちらも2死から西岡選手に内野安打が出ますが、オーティズ選手が抑えられ、同じようにはいきません。

 そして、大場投手に2回以降、完璧に近い形で抑えられます。1回から3回にかけて七者連続三振を喫するなど、攻撃の糸口すらつかめません。
 一方の成瀬投手も、3回の2死満塁は凌ぎましたが、5回に走者を二人ため、またしても松中選手に2点適時二塁打を打たれ、3点を失います。
 2回から6回まで走者を出せなかった打線は、7回2死から連打でやっと好機を作りますが、ここも抑えられます。続く8回に、サブロー選手がやっとチーム初長打となる二塁打を放ちますが、ここも得点には結びつきません。
 結局、大場投手の前に16三振を奪われ、4安打しかできませんでした。大場投手は早くも2勝目。それをいずれも無四球完封で達成しています。観客数は2万6千3百人ほどでした。

 所沢で行われた埼玉-東北は石井一投手と田中投手が先発。1対1で迎えた3回に赤田選手の適時三塁打で勝ち越した埼玉が、6回には無死満塁から打撃妨害で追加点を挙げ、さらに押し出しでもう1点加えます。そのまま埼玉が4対2で勝ち、石井一投手は早くも3勝目を挙げています。観客数は2万3千9百人ほどでした。

 大阪ドームで行われた合併球団-北海道は近藤投手と藤井投手が先発。6回にローズ選手の2ランで勝ち越した合併球団が7対2で勝利。近藤投手は6安打3四球2失点で完投勝利を飾っています。観客数は1万8千1百人ほどでした。

 東京ドームのタイガース対読売は岩田投手とグライシンガー投手が先発。最初の一巡は無安打に抑えられたタイガース打線ですが、5回に無死1・3塁から野口選手の犠飛で先制します。さらに続く6回には金本選手に通算1997本目の安打となる3号2ランが出て追加点を挙げます。
 岩田投手は7回まで2安打無失点でしたが、8回に走者をため、内野ゴロの間に1点を失い、プロ初完封はなりませんでした。そして9回は藤川投手が、読売の三番から始まる「三年前までは皆、他球団の主軸だったクリーンアップ」を三人で抑えて試合終了。タイガースが3対1で連勝しています。観客数は4万4千4百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ-東京は小笠原投手と加藤投手が先発。初回に東京がリグス選手の2試合連続となる2号2ランで先制しますが、今日も加藤投手は序盤の援護を守れません。2回に追いつかれると、3回には井端選手のソロでドラゴンズが勝ち越し、続く4回には荒木選手の2ランで追加点。加藤投手は5失点でこの回で降板しました。
 そして最後は岩瀬投手が抑え、6対3でドラゴンズが勝っています。観客数は3万5千9百人ほどでした。

 広島で行われた広島-横浜は前田健投手とウッド投手が先発。2点を追う広島が9回にヒューズ投手から前田智選手が同点適時打を放って延長に。そして10回には天谷選手がサヨナラ打を放って広島が4対3で勝っています。観客数は1万5千3百人ほどでした。

2008年04月06日 02:16