2006年08月05日

パスクチ選手、代田の代打の代打サヨナラ本塁打

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは久保投手と寺原投手が先発。マリーンズは数年ぶりの一軍昇格となった寺本選手を8番DHでスタメン出場させました。
 1回裏、先頭の代田選手の左翼線の当たりを取ろうとした野手とボールボーイが交錯するような形で三塁打に。そして二番に入ったワトソン選手の適時打であっさり先制します。そして続くサブロー選手も安打で続きますが、最近のマリーンズの特技(?)とも言える「無死1・2塁で走者も進まない」で、追加点は取れません。
 初回は三人で抑えた久保投手ですが、先制点を貰った直後の2回表に先頭の松中選手に二塁打され、城所選手の適時打ですぐさま追いつかれてしまいます。
 さらに3回は先頭の今江選手が安打で出て、続くフランコ選手がヒットエンドランを決めると、さらに堀選手が三遊間を抜き、またまた三連打で追加点を挙げます。しかしここの無死1・2塁の追加点機も併殺などでまたまた得点できません。
 すると直後の4回表に2死無走者から川崎選手とカブレラ選手の連続二塁打で再び追いつかれます。

 続く6回表に久保投手は再び2死から連打されて1・2塁に。続く山崎選手が左前打を放ち、二塁走者の城所選手は本塁に突入します。しかし、左翼に入った代田選手の返球が「ストライク」に。足が入っていたかのようにも見えましたが、里崎選手のブロックも良く、微妙な判定ながら本塁アウト。今日の城所選手は守っても走っても代田選手にやられた感じでした。
 その裏、その先頭の里崎選手が二塁打を放ちますが、ここも後続なく勝ち越せません。
 7回からマリーンズは藤田投手が登板。1番からの打順を三人で抑え、続く8回も松中選手を打ち取って、藪田投手に交代します。そして7回裏、マリーンズは2死から代田選手が一塁ヘッドスライディングの内野安打で出塁。ここでホークスも二番手の神内投手に。代田選手は盗塁成功するも、ワトソン選手が打ち取られ、ここも追加点がなりません。
 マリーンズは8回途中から登板の藪田投手が抑え、一方、ホークスも8回から登板の藤岡投手が走者を一人も出さない投球を見せ、延長に入ります。
 そして10回表、1死から藪田投手が安打で初の走者を出すと神田投手が登板。松中選手は歩かせたものの、カブレラ選手とズレータ選手を打ち取り、中軸を抑えます。
 その裏、1死から本日2安打+好返球の代田選手の所で、橋本選手を代打に。ホークスは左の篠原投手を出しますが、予定通りという感じで、パスクチ選手が代打の代打で登場します。一昨日に守備で手痛い失敗をしたパスクチ選手ですが、ここは2-2からの5球目を右翼席に運び、5号サヨナラ本塁打を放ち、3対2でマリーンズが勝ちました。代田(選手)の代打の代打サヨナラ本塁打と言ったところでしょうか。
 これでなんとか、貯金消滅の危機を脱しています。また、神田投手が2003年以来のプロ2勝目となる勝利を挙げています。観客数は2万3千6百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ファイターズは涌井投手と八木投手が先発。初回に5安打でライオンズが3点を先制し、八木投手は2回で降板。その後も中盤にライオンズが追加点を挙げます。ファイターズは9回に高橋選手の4号ソロで完封を逃れるのがやっと。しかも、7月のMVPの稲葉選手がフェンスにぶつかって担架で退場と踏んだり蹴ったり。6対1でライオンズが勝利し、1日で首位に返り咲いています。また、涌井投手は10勝目を挙げています。観客数は2万3千5百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対合併球団は一場投手と吉井投手が先発。初回に山崎武選手の通算250号となる14号3ランなどで4点を先制します。しかし3回まで1安打の一場投手が4回からつかまり、5回に追いつかれて6回に勝ち越されます。さらにイーグルス継投陣が打ち込まれ、終わってみれば12対4で合併球団の圧勝でした。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 松山のタイガース対カープは安藤投手と大竹投手が先発。序盤から打撃戦となり、両先発が3回をもたずに降板します。そしてカープ2点リードで迎えた5回裏、檜山選手の代打適時打で1点を返し、関本選手の犠飛で追いつくと、金本選手が勝ち越し2点適時三塁打を放ちます。さらに得点を重ね、7回まで毎回の11得点。8回も1死1・2塁と得点圏に走者を進めますが、後続がなく、惜しくも毎回得点試合は逃しましたが、11対7で逆転勝ちしています。3番手の太陽投手が1年4ヶ月ぶりの勝利を挙げています。観客数は2万8百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズはゴンザレス投手とマルティネス投手が先発。初回にいきなりの三連打などでドラゴンズが3点を先制。その後スワローズも反撃し、2点差で迎えた9回に田中浩選手が岩瀬投手から2号ソロを放ちましたが、後はおよばず、5対4でドラゴンズが勝っています。観客数は2万3千人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズはパウエル投手と那須野投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3千7百人ほどでした。

2006年08月05日 23:51