2006年08月18日

小林雅英投手、通算200セーブを達成

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ファイターズは小林宏之投手と立石投手が先発。1回表、小林宏投手は2死を取りますが、続く小笠原選手に26号ソロを打たれて先制されます。
 しかし、2回裏、2死無走者からワトソン選手と今江選手の連続二塁打という、効率のいい攻撃で、同点に追いつきました。そして4回裏の2死1・2塁は逃したものの、続く5回裏に、先頭の青野選手が4号ソロを放ち、逆転に成功します。

 小林宏投手は序盤は走者を出すものの、得点は与えません。そして6・7回を三者凡退に抑えます。そして8回、代打の田中幸選手に安打され、さらに犠打で得点圏に進められますが、森本選手を打ち取ります。ここで左の田中賢選手という事で藤田投手に交代。後半の対マリーンズ戦で勝負強さを発揮している田中賢選手ですが、ここは藤田投手が三振に打ち取ります。
 打線のほうは6回の無死2塁、7回の2死満塁を逃します。しかし8回に先頭の里崎選手が左翼席に15号ソロを放って貴重な追加点を挙げます。さらに2死1・3塁とすると、ファイターズは清水投手を投入しますが、二者続けて初球をぶつけ、押し出しでもう1点を加えました。
 9回表は当然ながら小林雅英投手が登板。1死からセギノール選手に二塁打を打たれたものの、小笠原選手・稲葉選手・小田選手をいずれも三振に打ち取って試合終了。これで小林雅投手は史上三人目となる通算200セーブを挙げました。初セーブが6年前の8月17日ですから、年平均33セーブで積み上げた計算になります。
 ヒーローインタビューはその小林雅投手ですが、いつものように、数字へのこだわりはなし。周囲への感謝と、プレーオフ進出への意気込みを語っていました。なお、記念の花束贈呈は、昨年プレーオフ第3戦の電話で一躍有名になった小林雅投手のお嬢さんでした。
 これでゲーム差は3に狭まりました。観客数は2万7千5百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは松永投手と斉藤和投手が先発。序盤でホークスが3点をリードしますが、3回に和田選手の15号3ランでライオンズが逆転し、4回には細川選手の3号ソロも出ます。しかし、5回にホークスがカブレラ選手の2点適時打で逆転すると、7回にはそのカブレラ選手に6号満塁本塁打が出て突き放します。カブレラ選手は今日は6打点でした。
 斉藤和投手は5失点したものの自責点は1。逆転した後は7回まで無失点に抑えて14勝目を挙げました。結局ホークスが10対5で大勝し、再び同率首位に並んでいます。観客数は1万8千8百人ほどでした。
 神戸の合併球団対イーグルスは山村投手と中山投手が先発。5回までイーグルスは毎回走者を出しながら得点できませんでしたが、6回に失策二つがあってイーグルスが1安打で2点を先制。8回にはカツノリ選手の2点適時二塁打で追加点を挙げます。山村投手は8回に1点を失いますが、5安打無四球の好投。9回に小倉投手が1点は取られたものの、2試合連続セーブを挙げています。観客数は1万4千4百人ほどでした。

 神宮のタイガース対スワローズは坂元投手とオクスプリング投手が先発。初回に金本選手の16号3ランで先制したタイガースが、3回までに11安打で9点を取ります。しかし、そこから安打が止まり、6回に三連続四球で貰った無死満塁の好機も犠飛での1点のみに終わります。
 そして10対5で迎えた7回裏、三番手の江草投手が3四死球で満塁としてしまいます。ここで橋本投手に交代しますが、これが大裏目。犠飛の後の4連打で追いつかれて降板となります。さらにこの回3人目の相木投手が真中選手に勝ち越し適時打を打たれ、この回一挙6点を取られて逆転されます。
 9回に鳥谷選手の適時打でタイガースが追いつきますが、その裏に登板のウイリアムス投手がいきなり連続四球。そこから二死を取りますが、さらに四球で満塁とした後、青木選手にストレートの四球でサヨナラ押し出し。タイガースは合わせて10与四死球でした。これでドラゴンズとの差は9にまで開いてしまいました。観客数は2万7千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは那須野投手と黒田投手が先発。1対1のまま延長に入り、迎えた11回表に東出選手の犠飛で勝ち越し、さらに梵選手にも適時打が出て、3対1でカープが勝っています。観客数は1万3千人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは上原投手と川上投手が先発。3回に川上投手に安打を足がかりに福留選手と森野選手の適時打で2点を先制したドラゴンズが、谷繁選手の2打席連続本塁打などで追加点。川上投手は安打こそされますが、ソロ1本による1失点に抑えて14勝目。6対1でドラゴンズが勝って対読売11連勝とし、マジックを34としています。観客数は4万2千5百人ほどでした。

2006年08月18日 23:44