2006年08月02日

サブロー選手、勝ち越し本塁打に好返球と活躍

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ライオンズは小林宏之投手と松坂投手が先発。小林宏投手は立ち上がりに片岡選手に二塁打を打たれた後、和田選手の適時内野安打で先制されます。一方、マリーンズは2回に連打とフランコ選手の犠打で1死2・3塁と好機を作りますが、後続が打ち取られます。
 しかし4回裏、先頭の里崎選手が左翼席に13号ソロを放って追いつくと、続く5回にはこれまた先頭のサブロー選手が左翼席に8号ソロを放って勝ち越し。松坂投手を相手に、新旧の四番(?)二人のソロ2本で逆転します。

 初回に失点した後の小林宏投手はその後はライオンズ打線を抑えます。そして7回、2死2塁から福地選手が中前打を放ちます。しかし、これを先ほど勝ち越し本塁打のサブロー選手が本塁に好返球でタッチアウト。本日が結婚記念日というサブロー選手が、自らの本塁打で勝ち越した点をその肩で守りました。
 続く8回、小林宏投手は1死から安打され、ここは盗塁を刺したものの、続く石井義選手にも安打され、カブレラ選手を迎える所で降板。二番手の神田投手はカブレラ選手に初球をぶつけ、さらに暴投で危機を広げますが、続く和田選手を三振に打ち取り、ここも凌ぎます。するとその裏、1死から西岡選手が安打すると、続く堀選手が適時二塁打を放ち、非常に大きな追加点を得ます。
 9回は小林雅英投手が登板。ここ4試合連続失点中でしたが、今日は本来の投球で三人をきっちり抑え、30セーブ目を挙げました。これでライオンズとのゲーム差を7に戻しています。前回、1999年以来にマリンで松坂投手に勝ったマリーンズですが、これで連勝となりました。しかも、その間、マリンで4連敗していたのですから、面白いものです。観客数は1万5千6百人ほどでした。

 神戸の合併球団対ファイターズは高木投手と金村投手が先発。同点で迎えた8回表に連打で無死1・2塁とすると、ここでファイターズはセギノール選手に代打・田中幸雄選手を投入。きっちり犠打を決めて1死2・3塁とすると、7月の月間MVPの稲葉選手が決勝2点適時打。9回はマイケル中村投手が先頭の村松選手に安打されるも、最後は併殺で切り抜け、25セーブ目を挙げています。観客数は2万4千4百人ほどでした。
 福岡のホークス対イーグルスは和田投手と松崎投手が先発。初回にいきなり連打し、併殺の間に先制します。しかし3回裏に内野ゴロの間に追いついたホークスが田上選手の2点適時二塁打で逆転。和田投手は2回以降は2安打1四球に抑え、4対1でホークスが勝っています。観客数は2万9千7百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは三浦投手と山本昌投手が先発。序盤で山本昌投手を攻略したベイスターズがドラゴンズの反撃をかわし、8対4で勝って連勝しています。観客数は1万4千5百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは佐々岡投手と高木投手が先発。6回にスワローズが追いつくと、7回表に入ったところで雨が強くなり、降雨コールドで3対3の引き分けとなっています。観客数は1万3千人ほどでした。
 東京ドームの読売対タイガースは西村投手と福原投手が先発。6回に李選手の34号2ランが出て勝ち越した読売が3対2で勝利。この2試合でタイガースは7失点ですが、うち6点が李選手の本塁打です。観客数は4万4千2百人ほどでした。

2006年08月02日 23:42