2006年08月23日

4連敗で3位と7ゲーム差に

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは松坂投手と成瀬投手の横浜高校対決。成瀬投手は、初回に1死から連打され、内野ゴロの間に先制され、さらに和田選手の16号2ラン、平尾選手の5号ソロと連発を食らい、いきなり4点を失ってしまいます。
 打線は3回に先頭の塀内選手が歩くと、一番に抜擢された平下選手のバント安打でつなぎ、ワトソン選手の適時二塁打と福浦選手の犠飛で2点を返します。さらに続く3回も二塁打で出た里崎選手をベニー選手の犠飛で返し、1点差にまで迫ります。

 しかし、二番手で登板して5回の危機を凌いだ小宮山投手が、6回に連打とスクイズで大きな追加点を奪われます。さらに7回には和田選手のこの日2本目となる17号2ランを打たれてしまいます。
 一方、打線のほうも5回から8回まで松坂投手の前に安打が出ず、12三振を奪われます。9回も小野寺投手の前に三者凡退。7対3で敗れ、対ライオンズの負け越しが決まってしまいました。ファイターズとのゲーム差は7となり、貯金も1となっています。観客数は2万3千人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ファイターズは牧野投手と八木投手が先発。イーグルスが追いついた直後の6回表に、ファイターズが3点を勝ち越しますが、直後にイーグルスが4点を奪って逆転します。
 ところが続く7回表、小笠原選手とセギノール選手の連打に稲葉選手の犠打で1死2・3塁と逆転機を築きます。ここでイーグルスは福盛投手を投入しましたが、新庄選手が左翼ポール際に15号3ランを放ち、逆転します。そして8回にも1点を加えたファイターズが武田久投手とマイケル中村投手の継投で逃げ切り、9対6で勝っています。これでファイターズのプレーオフ進出マジックは残り25試合で19となっています。観客数は2万2百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ホークスは、セラフィニ投手と和田投手が先発。約2ヶ月ぶりの登板となったセラフィニ投手ですが、安打と四死球でいきなり満塁とし、ズレータ選手の安打で先制されると、仲沢選手の走者一掃の適時三塁打、さらに自らの暴投で一挙5失点。この回でKOとなってしまいました。和田投手は6回を2失点に抑え、以下吉武投手と藤岡投手で抑え、6対2でホークスが勝っています。仲沢選手がプロ初のお立ち台に立っています。観客数は2万5百人ほどでした。

 広島のカープ対タイガースは大竹投手と下柳投手が先発。1回表にタイガースが金本選手の適時打などで2点を先制しますが、その裏、下柳投手がいきなり3連打で1点を返され、さらに押し出し死球で追いつかれた後、併殺の間に逆転されます。さらに嶋選手の二打席連続本塁打で追加点を奪われ、6回には二番手のダーウィン投手も打ち込まれ8失点。そのままカープが8対3で勝ち、ドラゴンズのマジックは30となっています。観客数は1万6千8百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対スワローズは朝倉投手とゴンザレス投手が先発。序盤でスワローズが4点を取ってリードしますが、ドラゴンズも反撃。そして2点差で迎えた9回に木田投手から1点を返し、なおも2死1・2塁としますが、ここで登板の高津投手が抑え、スワローズが4対3で逃げ切り、ドラゴンズの本拠地連勝記録を13で止めています。観客数は3万5千2百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は吉見投手とパウエル投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万4千9百人ほどでした。

2006年08月23日 23:20