2006年08月28日

昨日のプロ野球結果と今週の週刊誌の見出し

[ 野球 ]

 昨日書けなかった試合の結果と観客数は以下の通りです。
 札幌のファイターズ対合併球団は金村投手と川越投手のエース対決。4回に谷選手の適時打で合併球団が先制するも、6回にセギノール選手の適時打で追いついたファイターズが8回にまたもやセギノール選手の適時打で逆転。さらに稲葉選手も続いて計2点。9回はマイケル中村投手が抑え、3対1でファイターズが勝利し、プレーオフ進出マジックを15に。観客数は3万5千3百人ほど。札幌ドームは8月半ばのマリーンズ戦から6戦連続での3万人越えとなっています。
 福岡のホークス対ライオンズの首位攻防戦は寺原投手と西口投手が先発。初同点で迎えた5回に、最近、「バント打法」が好調の細川選手の4号ソロで勝ち越し、さらに2点を追加。その後も点を取り合いましたが、この3点差が最後まで残り、8対5でライオンズが勝利。両チームのゲーム差は2ですが、残りの直接対決が2試合のため、現時点でホークスの「自力勝率1位」が消滅しています。観客数は3万5千1百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対ベイスターズは佐藤充投手と山口投手が先発。同点で迎えた7回に山北投手がマウンドに上がりますが、2死を取った後に連打されて降板。続いて登板した木塚選手が決勝打を喫し、この回計3点を取ったドラゴンズが6対3で勝利。山北投手は古巣相手に今季初敗戦を喫しています。これでドラゴンズは連敗を止め、マジックを26にしています。観客数は3万7千4百人ほどでした。
 帯広のスワローズ対カープは鎌田投手とロマノ投手が先発。初回にラミレス選手の犠飛で先制したスワローズが6回にはリグス選手の30号ソロなどで3点を追加。鎌田投手は6回途中まで無失点に抑え、以下3投手の継投を経て最後は高津投手が抑え、4対1でスワローズが勝っています。観客数は1万6百人ほどでした。
 余談ですが、この昨日までの2~3連戦。関東での試合が一切なく、北海道で2カードあるという、かなり珍しい週末でした。

 ところで、今週あたりの週刊誌の広告を見ていると、甲子園で優勝した早実の斉藤投手がどこも大見出しになっていました。引き分けたほうの決勝の試合は見ていたのですが、まさかあの時は、ここからこんな「国民的ヒーロー」が誕生するとは夢にも思いませんでした。まあ、早実で甲子園の優勝投手になれば、選手でも監督でも世界一になる、という前例があるので、騒がれるのも無理はないのかもしれませんが・・・。
 ちなみにあの延長15回引き分けの試合は、駒大苫小牧が先制した直後の8回裏に、早実の選手が二塁打を放つと、左翼手の返球が悪く三塁に進み、続く打者の犠飛で同点、という展開でした。「れば・たら」は意味がないのは承知していますが、あそこで左翼手が普通に返球していたら、今週の週刊誌の見出しはどうなっていたのだろうか、などと思ってしまいました。
 それにしても、一週間たった今更言うのもなんですが、やはり「延長15回完投した翌日に9回を完投。しかもいずれも真夏の炎天下」というのはどうなのでしょうか。高校野球にもWBCのような球数制限を設けるべきなのでは、と思いました。

2006年08月28日 22:14