2006年08月21日

高木投手の好投も実らず、5ゲーム差に

[ 野球 ]

 マリンスタジアムにマリーンズ対ファイターズ戦を見に行きました。この3連戦は「北海道物産展」と銘打って、球場前などで北海道の食べ物などを売っていました。私が食べたのは「ジンギスカン丼」。要は牛丼の肉を羊にしたわけですが、羊肉の大好きな私にとっては、汁まで美味しく味わえました。
 試合のほうは渡辺俊介投手と金村投手が先発。1回表、先頭の森本選手に安打され、田中賢選手に送られた後、小笠原選手に左翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれてあっさり先制されます。
 マリーンズ打線も、2回に1死から連打し、2死2・3塁としますが、連続本塁打中の青野選手が打ち取られ、得点できません。そして直後の3回表に、1死から連打され、稲葉選手の適時打で2点目を取られます。さらに4回も2死2塁から四球を出し、早くも9人目の走者を出し、渡辺俊投手はここで降板となりました。

 しかし、ここから登板の高木投手が素晴らしい投球。この場面でマリーンズ戦で勝負強い田中賢選手を抑え、5回は3番からの中軸を三者凡退に。6回にファイターズは右の代打攻勢をかけてきますが、これまた三者凡退。7回2死から安打されますが、10人を1安打のみに抑えます。
 しかし、この好投に打線が応えられません。6回は先頭のパスクチ選手が二塁打を放ちますが、相手の好守もあり、得点できません。そして8回には飯山選手の適時打で大きな1点を追加されます。
 不振で二軍落ちしていた金村投手ですが、7回を5安打1四球で無失点。8回は武田久投手に、9回はマイケル中村投手に抑えられて完封リレーを喫し、3対0で敗れました。これでファイターズとのゲーム差は5に。試合消化数が同じでともに引き分けゼロで、残る直接対決が5ですから、火曜の結果によってはファイターズにプレーオフ進出マジックが出る事になってしまいました。客観的に見てもかなり苦しい状況となってしまいましたが、可能性のある限り、頑張ってほしいものです。観客数は2万8千5百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは西口投手と杉内投手が先発。3回表に松中選手の久々となる18号ソロでホークスが先制しますが、その裏に高山選手の2号ソロで同点に。さらに4回に和田選手の適時打で勝ち越します。8回にホークスが大道選手の代打適時打で追いつきますが、その裏に高山選手の犠飛でライオンズが勝ち越し。9回は小野寺投手が何とか抑えてライオンズが勝ち、ゲーム差を2に広げました。ホークスは初回と9回の1死満塁で凡退したズレータ選手がブレーキになった感じでした。観客数は1万7千6百人ほどでした。
 神戸の合併球団対イーグルスは川越投手とグリン投手が先発。初回にイーグルスが2点を先制しますが、4回に本塁打2本で合併球団が逆転します。しかし8回に2番手のユウキ投手からリック選手が同点適時打を放った後、加藤投手が憲史選手に押しだし死球を出してイーグルスが逆転。そして9回は小倉投手が4日連続のセーブを挙げ、4対3で勝ったイーグルスが今季初の4連勝を達成しています。観客数は1万7千1百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースはガトームソン投手と杉山投手が先発。2回に2点を先制したタイガースが5回に集中打で5点を追加し、7回にも金本選手の17号ソロが出て8対3で勝っています。観客数は2万6千6百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは牛田投手とロマノ投手が先発。同点で迎えた6回にカープが2点を勝ち越しますが、その裏にベイスターズが4点取って逆転し、6対3で勝っています。観客数は1万3千7百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは内海投手と佐藤充投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万1千8百人ほどでした。

2006年08月21日 00:33