2006年08月29日

今季3番目の大敗を喫する

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは久保投手と新垣投手が先発。3回までは0対0でしたが、4回表に2死から松中選手が安打し、続くズレータ選手の25号2ランでホークスが先制すると流れがガラリと変わります。
 久保投手は5回は抑えたものの、6回に2死1・2塁から柴原選手とカブレラ選手の連続適時打で3点を追加され、久保投手はここでKO。続く6回には継投陣が打ち込まれた上に失策もからみ、一挙7点を追加されて12対0となってしまいます。

 新垣投手は8回まで1安打2四死球。9回に2安打で1死1・3塁とマリーンズも反撃しましたが、後続がなく、そのまま12対0で完封負けとなっています。今日は試合前の宿舎に入院中の王監督が檄を飛ばしたそうですが、それが効いたのか、文字通りの完敗でした。明日は観戦なので、その効力が切れていることを祈りたいのですが・・・。これで「プレーオフ進出逆マジック」は14に減ってしまっています。観客数は2万6千8百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対イーグルスは橋本投手と岩隈投手が先発。岩隈投手は今季初登板です。2回にイーグルスが2点を先制するものの、直後にファイターズが追いつき、3回には岩隈投手の制球が乱れて無安打で1点を勝ち越します。さらに7回に1点を追加した時は、ファイターズが現在8連勝中で対イーグルス11連勝中。そして自慢の救援陣、という事もあり、試合が決まったかと思いました。
 ところが8回から登板の武田久投手が、連打に失策もからんで1点を失って降板。そして1点差で迎えた9回に登板のマイケル中村投手も1死1・3塁から飯田選手に同点適時打と、ともに救援失敗し、延長に入ります。
 そして12回表に、1死1塁からバレント選手が来日2ヶ月にしての1号2ランを放ってイーグルスが勝ち越し。その裏は吉田投手が中軸を3人で抑え、今季初セーブを挙げ、イーグルスが6対4で勝っています。試合時間は5時間15分、観客数は1万6千人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズはデイビー投手とギッセル投手が先発。7回に合併球団が2点を取って逆転しますが、直後の8回表にカブレラ選手に27号3ランが出てライオンズが再び逆転します。その裏、先頭の塩崎選手が二塁打を放ち、内野ゴロで3塁に進んだ時に豪雨となります。同じ県内にある甲子園球場はこの雨で降雨コールドになったわけですが、2点差を追う合併球団としては、当然ながら再開に向けて頑張ります。結局、1時間以上中断の末に再開し、1点を返します。そして2点差で迎えた9回裏、小野寺投手からガルシア選手が同点2ランを放ち、延長に入ります。そして迎えた11回裏に、長田投手がサヨナラ本塁打を打たれ、合併球団が8対6で勝っています。試合終了は23時半過ぎ、観客数は1万1千9百人ほどでした。
 今日は23時越えの試合が二つ。しかもいずれも今年売り出し中のリリーフエースが同点にされ、最後は低打率打者の意外な一発で決まる、という似たような終わり方でした。

 甲子園のタイガース対カープは井川投手と中田投手が先発。苦手に中田投手相手に初回に先制したタイガースは、同点になった3回には金本選手の適時打などで2点を勝ち越し。さらに続く4回には1死から四球の後に5連打し、続く矢野選手の12号2ランが出て一挙6点を勝ち越します。井川投手は大量点にも守られて、8回を7安打ながら無四球で2失点。そして8回表を抑えた直後に雨でコールドとなり、9対2でタイガースが勝利。久々にドラゴンズのマジックが減りませんでした。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ベイスターズは石井一投手と三浦投手が先発。初回にリグス選手の31号ソロで先制したスワローズが、さらに田中浩選手の3号3ランも出て一挙4点を奪います。一方、ベイスターズ打線は石井選手が4号ソロを含む4安打を放つなど9安打を放ちますが、得点はそのソロの1点のみ。2回以降立ち直った三浦投手はそれ以降8回までを0点に抑えましたが、その好投は報われず、4対1でスワローズが勝っています。観客数は1万5千3百人ほどでした。
 熊本の読売対カープはパウエル投手と大竹投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万4千7百人ほどでした。

2006年08月29日 23:51