2006年08月22日

大敗でついに自力プレーオフ消滅

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズはギッセル投手と久保投手が先発。初回の2死からの満塁は逃したマリーンズ打線ですが、2回に先頭の今江選手が三塁打を放ち、続くサブロー選手の犠飛で先制します。さらに3回にはパスクチ選手の11号ソロが出て、1点を追加しました。
 久保投手は2回・3回と先頭打者に安打されながら、後続は断ちます。ところが4回、先頭の石井義選手に内野安打を許すと、続くカブレラ選手に左翼席に飛び込む25号2ランを打たれ、あっさり追いつかれます。さらに四球二つで走者を出すと、細川選手の適時打で勝ち越され、さらに福地選手に2点適時打を打たれ、この回5点を取ったライオンズが逆転。久保投手はここで降板となってしまいました。

 2番手のバーン投手は5回までは抑えましたが、6回に連打されて降板します。さらに高木投手をはさんで2死満塁で神田投手が登板しますが、連続押し出しで2点を追加され、7回にも3安打で2点を追加されます。8回にもさらに1点取られ、ついに二桁失点となってしまいました。
 一方、打線のほうは3回途中からギッセル投手の前に18人連続で凡退と完全に抑えられてしまいます。9回に久々に安打が出たものの、併殺があって結局三者凡退。10対2と大敗しました。首位ライオンズとのゲーム差は10.5と二桁になっています。観客数は1万5千9百人ほどでした。

 盛岡のイーグルス対ファイターズは一場投手と橋本投手が先発。初回に小笠原選手の27号2ランで先制したファイターズが高橋選手・セギノール選手・新庄選手にも本塁打が出て10対3で大勝。これでファイターズにはプレーオフ進出マジック21が点灯。マリーンズの自力プレーオフ進出はなくなっています。観客数は1万8百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ホークスはデイビー投手と新垣投手が先発。投手戦となり、8回までともに4安打無失点で0対0のまま9回を迎えます。その9回表に先頭の川崎選手が三塁打を放つと、続く田上選手が犠飛を放ってついにホークスが得点。その裏、馬原投手が1死1・2塁としますが、後続を断ってホークスが1対0で勝利。デイビー投手は今季三度目の「無援護完投負け」となっています。観客数は1万9千人ほどでした。

 広島のカープ対タイガースは佐々岡投手と井川投手が先発。2回にタイガースは本塁打2本で4点を先制します。井川投手は最初の一巡は完璧に抑えましたが、4回2死から嶋選手に19号ソロを打たれると、そこから4連打されて1点差に。そして7回2死1・2塁から梵選手に2点適時三塁打が出てカープが逆転。打線は4回以降、カープの6投手の前に2安打に抑えられ、カープが5対4で勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対スワローズは中田投手と石井一投手が先発。同点で迎えた8回にラミレス選手の適時打でスワローズが勝ち越します。ところが9回、1死から失策で井端選手が出塁して盗塁すると、これを米野捕手が悪送球して1死3塁に。続く福留選手に犠飛が出て、無安打でドラゴンズが追いついて延長戦に入ります。
 そのまま同点で延長12回裏に。1死から福留選手が四球で歩き、代走の藤井選手が盗塁すると、またもや米野捕手が悪送球で三塁に。そして2死2・3塁からアレックス選手が三遊間を抜くサヨナラ打を放ち、4対3でドラゴンズが勝利。主催試合13連勝・ナゴヤドーム10連勝としたドラゴンズがマジックを31にしています。観客数は3万4千7百人ほどでした。
 長野のベイスターズ対読売は三浦投手と姜投手の先発で読売が勝ったようです。姜投手は来日初勝利。観客数は2万6千3百人ほどでした。

2006年08月22日 23:44