2006年08月12日

4安打に封じられ、3.5差に

[ 野球 ]

 今日からマリーンズは札幌でファイターズと2連戦。連勝すれば0.5ゲーム差に迫れますが、逆に連敗すると再び4.5ゲーム差まで広がってしまうという大きな試合です。
 今日はデーゲーム。仕事があったので携帯メール観戦でした。先発はダルビッシュ投手と小野投手。3回に堀選手の二塁打を足がかりに、西岡選手の犠飛でマリーンズが先制しますが、その裏、田中賢選手の適時打で即座に追いつかれます。
 そして5回裏、先頭の金子選手が二塁打を放ち、犠打で3塁に進むと、またもや田中賢選手が2打席連続の適時打を放ってファイターズが逆転。さらにセギノール選手にも適時打が出ます。

 マリーンズ打線はダルビッシュ投手の前に、3回以降、安打が出ません。特に6回は2番からの好打順を三者連続三振に打ち取られます。そして6回裏には森本選手、7回裏には新庄選手と「師弟コンビ」の適時打で着実に追加点を奪われます。
 そして8回は武田久投手・9回はマイケル中村投手の前に安打こそすれど後が続かず、3人の投手の前に4安打1点に封じられ、5対1で敗戦。ゲーム差が3.5に開いてしまいました。来週末にもマリンでファイターズ3連戦はあるのですが、そこで勝負するためにも、明日はかなり大きな試合になりそうです。観客数は3万1千6百人ほどでした。

 福岡のホークス対合併球団は寺原投手と中山投手が先発。5回まで合併球団が2点リードしますが、6回に1点を返したホークスが7回に2番手の加藤投手から2死無走者からの三連打で逆転します。さらに8回にも2点を追加し、9回は馬原投手が抑えてホークスが5対2で勝っています。観客数は3万3千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは涌井投手と山村投手が先発。4回にリック選手の1号満塁本塁打でイーグルスが先制し、その裏に1点差に迫られるも、直後の5回に3点を追加してイーグルスペースで進みます。ところが3点差で迎えた7回に、5回途中から登板の小山投手がカブレラ選手の適時二塁打を喫し、さらに最近好調のリーファー選手の5号2ランで追いつかれてしまいます。
 試合はそのまま延長に。10回表にイーグルスはカツノリ選手のあと20cmで本塁打という二塁打を足がかりに1死1・3塁の勝ち越し機を作りますが、小野寺投手の前に併殺に打ち取られます。その裏、福盛投手に対し、先頭の赤田選手が安打して盗塁。その後敬遠と犠打で満塁とすると、片岡選手がギリギリの球を選んでストレートの押し出し四球となり、ライオンズが8対7で勝っています。観客数は1万6千7百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは山本昌投手と能見投手が先発。1回表に金本選手の適時打でタイガースが先制しますが、直後に追いついたドラゴンズが2回に英智選手の好走塁もあって勝ち越すとその後一気に4連打で計4点を勝ち越します。後はドラゴンズの一方的なペースで、先発全員安打の16安打11得点。山本昌投手は投げては5安打1四球で7回を1点に抑え、打っても3打点と投打に絶好調でした。結局、11対1でドラゴンズが圧勝。早くもマジック40が点灯しました。これは、これまでの8月24日を大きく上回る、球団史上最速のマジック点灯との事です。観客数は3万8千3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対スワローズは山口投手と石川投手が先発。岩村選手が22・23号の二打席連続ソロを序盤で放ちます。一方、ベイスターズ打線は石川投手に8安打を浴びせて6回途中でマウンドから降ろしますが、得点はゼロ。その後もスワローズの細かい継投にかわされ、2対0でスワローズが勝っています。観客数は1万3千6百人ほどでした。
 広島のカープ対読売は大竹投手と上原投手が先発。3回にカープが嶋選手の17号2ランで先制するも、直後の4回表に連打さらには頭部死球で大竹投手が無死満塁の状態で危険球退場し、失策もあって読売が追いつきます。そのまま同点で迎えた9回裏、先頭の前田選手が安打で出塁し、暴投で二塁へ進みます。さらに1死1・3塁と好機を広げ、石原選手が投手強襲のサヨナラ安打を放ち、カープが3対2で勝っています。観客数は2万2千2百人ほどでした。

2006年08月12日 22:23