2006年08月30日

あと一歩で追いつけず貯金ゼロに

[ 野球 ]

 今日のマリンスタジアムは今季2度目の全席1,500円均一(FC会員は1,000円均一)の「ビアスタジアム」でした。休みが取れたので、観戦を計画。昨年同様、早朝に球場に行き、「場所取り」をしたのですが、開門時間が早まった事に気づかず、結局16時に着いた時は既に入場開始。私は「上席は諦めて2階でいい」と言ったのですが、嫁さんが執念で(?)やや三塁側ながらSS席の並びを発見。定価4,500円の席に1,000円で座ることができました。やはり諦めなければいいことがあります。
 試合開始前に雨が降り、試合前の練習も室内だったのですが、なんとか試合時刻には雨が上がり、定刻通りの開始となりました。
 そのマリーンズ対ホークスは和田投手と古谷投手が先発。新人の古谷投手はプロ初登板初先発です。
 その古谷投手、初回は安打と犠打で1死2塁としますが、そこから田上選手、さらには松中選手を打ち取って無失点に抑えます。続く2階もズレータ選手とカブレラ選手を打ち取りますが、そこから続く仲澤選手に四球を出してしまいます。すると、続く本多選手との新人対決で適時三塁打を喫してプロ初失点。さらに山崎選手にも適時打を打たれます。

 さらに続く3回表、先頭の田上選手に初球を左翼席に運ばれて3点目を失うと、続く松中選手には巧く1・2塁を抜かれ、ここで古谷投手は降板。残念なデビュー戦となってしまいました。
 さて、マリーンズの攻撃ですが、初回に先頭の大塚選手が安打で出塁しますが、盗塁を狙ったところ、逆を衝かれて一塁に投げられ、アウトになり、結局三者凡退に終わります。2回も先頭のベニー選手が安打するものの無失点に終わります。
 続く3回裏、1死からまた大塚選手が先ほどと同じような所に安打を放って出塁すると、再びスタートを切ります。するとそれをまた見抜かれて和田投手は一塁へ送球。ここまでは1回と全く同じでしたが、ズレータ選手の送球が大塚選手に当たり、2塁セーフ。記録は盗塁成功となります。そして2死から福浦選手が中前に落とし、1点を返しました。
 3回途中から登板のバーン投手は、4回に1点を失ったものの、5回から7回途中まで走者を出さず、その1点だけに抑えます。一方のマリーンズも4回裏に今江選手の9号ソロで1点を返しますが、和田投手、さらには7回途中から登板の吉武投手に抑えられます。
 そして8回、前の回から登板の藤田投手が連打で無死2・3塁に。ここで登板の藪田投手はズレータ選手は打ち取ったものの、続くカブレラ選手に犠飛を打たれ、3点差にされてしまいます。
 しかしその裏、2死1・3塁から途中出場の橋本選手が適時打を放って1点を返し、続く渡辺正人選手のところで代打にワトソン選手を送ります。ここでホークスが左の篠原投手を送ると、代打の代打に里崎選手が登場。土曜のイーグルス戦の時、本塁でのクロスプレーで怪我をしたために日・火曜と欠場し、今日の試合前の守備練習にも出ていないほどでした。しかしその体調ながら、左翼へ二塁打を放ち、この試合初めての1点差に迫ります。続く大塚選手のところでホークスは8回ながら馬原投手を投入。この試合3安打と好調だった大塚選手ですが、いい当たりのファウルの後、捕飛に打ち取られます。
 そして9回表、藪田投手が先頭の本多選手に2号ソロを打たれます。その裏、1死から連打で1・2塁と一発出れば逆転サヨナラとしますが、ここは馬原投手が踏ん張り、パスクチ選手・さらには今江選手が打ち取られて試合終了。6対4でホークスが勝ちました。
 これでマリーンズはついに貯金がゼロに。ファイターズとのゲーム差は9となり、「プレーオフ進出逆マジック」も12となってしまっています。観客数は2万7千9百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対イーグルスは八木投手と山村投手が先発。3回までにファイターズが6点を挙げ、投げては八木投手が7安打5四球ながら完封で10勝目を挙げています。観客数は1万6千1百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズは平野佳投手と松坂投手が先発。2・3回にライオンズが9安打を集めて4点を取り、平野佳投手をKO。松坂投手は3点を失いながらも完投で14勝目を挙げています。観客数は2万1千1百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ドラゴンズは下柳投手と朝倉投手が先発。ドラゴンズが2点先制するも、タイガースが終盤に小刻みに反撃し、ついに8回に逆転します。しかし前の回から登板の藤川投手が9回2死無走者から井上選手に6号ソロを喫して同点に。結局延長12回3対3で引き分けとなりましたが、ドラゴンズのマジックは一つ減って25に。文字通り「内容といい結果と言い、まさしく負けに等しい引き分け」でした。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ベイスターズはゴンザレス投手と吉見投手が先発。ベイスターズが序盤でリードしますが、リグス選手の32号2ランなどで追い上げたスワローズが、6回に宮出選手の8号ソロでついに逆転。そのまま5対4でスワローズが勝ちました。リグス選手は2番打者で30本目を放っていますが、これは新記録だそうです。観客数は1万4千1百人ほどでした。
 福岡ドームの読売対カープはグローバー投手と佐々岡投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万2千7百人ほどでした。

2006年08月30日 23:54