2006年08月15日

終盤に競り負けて3連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は久保投手とデイビー投手が先発。ともに4回まで1安打という投手戦となります。均衡が破れたのは5回表、この回先頭の谷選手が左翼席に4号ソロを放ち、合併球団が先制します。
 マリーンズはその裏、先頭の井上選手が安打で出塁しますが、直後に併殺。その直後に堀選手に安打が出るというちぐはぐな攻撃で得点できません。
 しかし、続く6回裏、2死無走者から里崎選手が四球で歩き、さらに暴投で二塁に進みます。ここでワトソン選手がバットを折りながら中前に落とす適時打を放ち、同点に追いつきました。

 久保投手は一発は浴びたものの、8回まで3安打2四死球で1失点に抑えます。しかし、打線のほうも過去3試合で2得点と苦手にしているデイビー投手相手に勝ち越し点を奪えず、同点のまま9回を迎えます。
 そして9回表、続投の久保投手に対し、先頭の村松選手が一塁にヘッドスライディングする内野安打で出塁します。すると久保投手は、続くバントの構えをする森山選手を歩かせ、無死1・2塁としてしまいます。
 ここでマリーンズは藤田投手を投入。打席の後藤選手はバントの構えをしますが、意表をつくバスター。これが右中間を抜き、2点適時打となって合併球団が勝ち越します。
 その裏、マウンドには不振の大久保投手でなくユウキ投手が登板。里崎選手が二塁打を放ちますが、後は抑えられ、3対1で敗戦。ユウキ投手は一軍初セーブを挙げています。
 4連勝後の3連敗で、3位ファイターズとの差は再び5.5に開いてしまいました。観客数は2万4千7百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ライオンズは橋本投手とギッセル投手が先発。序盤、8月絶好調のリーファー選手に2打席連続の6・7号ソロが出てライオンズがリードします。一方、ギッセル投手は6回までファイターズを3安打無失点に抑えますが、7回に先頭のセギノール選手が2塁打を放つと、新庄選手と金子選手の適時打で同点。さらに森本選手の9号3ランが出て一挙5点を挙げて逆転します。その後は岡島投手が2回を1失点に抑え、5対3でファイターズが勝っています。観客数は3万3千8百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ホークスはグリン投手と新垣投手が先発。初回に先制されたイーグルスがその裏に3点を挙げて逆転します。しかし直後の2回表に川崎選手の3号2ランで追いつくと、5回にカブレラ選手の5号ソロで勝ち越すと、6回にも2点を追加。そのまま6対3で勝っています。観客数は1万8千7百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは井川投手と門倉投手が先発。追いつかれた直後の5回裏に関本選手の6号ソロで勝ち越したタイガースが6・7回にも追加点を挙げ、6対1で勝っています。井川投手は完投で5安打2四球1失点完投で10勝目を挙げています。観客数は3万3千7百人ほどでした。
 広島のカープ対ドラゴンズはベイル投手とマルティネス投手が先発。序盤からの点の取り合いとなり、4対4で迎えた5回裏に代打・末永選手の2号ソロが出てカープが勝ち越し。そのリードを4人の継投で守りきり、5対4でカープが勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対スワローズは内海投手とガトームソン投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千7百人ほどでした。

2006年08月15日 23:40