2008年06月13日

名城線とミューチケット

[ 交通 ]

 昨日は取引先の人と飲みに行って楽しく杯を重ねました。そして、ホテルに着いて家に電話したら眠気が襲ってきて、そのまま寝てしまいました。
 ちなみに割り勘だったのですが、同じ仕事関係の飲食でも、「経費」で飲むときより、「自腹」で飲むときのほうが話も楽しいし、酒も食べ物も美味いと感じるのは私だけでしょうか。
 それはさておき、今日のネタは鉄道関係の話です。今回、移動で名古屋市営地下鉄名城線を使いました。数年前に両端がつながり、環状線になった路線です。
 今回、環状線になってから初めて乗ったのですが、列車種別が「右回り」「左回り」となっていました。また、英語表記では「時計回り・反時計回り」となっていました。

 既存の環状鉄道である山手線・大阪環状線では「内回り」「外回り」です。他の環状運転をする電車・バスなどは、たいてい、先に通る経由地を記載する事によって区別しています。したがって「右回り」「左回り」という表記は新鮮でした。
 あと、所要時間が記載されている路線図に、全駅分の時間が記載されており、右回り用ホームの場合、普通に乗れば3分で着く一つ左の駅のところに「47分」とわざわざ右回りした時の所要時分を記載していた事も印象に残りました。
 また、今日は名古屋から一度岐阜に行って仕事をし、さらにそこから豊橋で仕事、さらにはそこから静岡に行く、という行程でした。地理感覚のない人はとんでもない計画を立てるものだ、と半ば呆れましたが、おかげで、名鉄特急を端から端まで乗り通すことができました。
 せっかくだからと自腹で展望車の券を買ったところ、購入者第一号だったためか、1号車1列A番のという「首席」を取ることができました。その番号を見たときは、「そういえば、行きの新幹線では4号車4列C席」という「忌み言葉ゾロ目」だったな、今回はゾロ目に縁があるのだろうか、などと思いました。
 さて、名古屋までは貸し切り状態だったのですが、名古屋からはほぼ満席になりました。ここの有料特急券は「ミューチケット」と言います。途中で、車掌さんが検札に来たのはまあ当然ですが、その後、終点の手前では回収に来たのは、これまで経験がなかっただけに驚きました。
 あと、同じ展望車の最前列に乗っていた人たちは、いずれも席につくとすぐ、ミューチケットをテーブルの上に出していました。これまた、他の指定席で見た事はなく、名鉄ならではの風習なのだろうか、などと思いました。
 9時半出勤でホテルに着いたのが0時半という強行軍でしたが、とりあえず、その名鉄特急で過ごした1時間数十分は楽しめたので、よしとすることにしました。

2008年06月13日 02:14