2008年06月06日

年不相応

 昼休みに弁当箱を洗っていたら、通りかかった同じ部署の先輩女性に「偉いわね」と言われました。これ自体は、どこでもある会話で、前の職場でも、その前の職場でも経験しています。
 というわけで、そこまでは別に慣れた会話でした。しかしながら、その先輩は、続いて「お弁当、○○さんが作ったの?」と尋ねてきました。
 ○○の部分がよく聞こえなかったのですが、とりあえず、「ええ、家内が」と答えました。すると、その先輩は驚いたような顔をしていました。その反応から見るに、先ほどの質問は「お母さんが作ったの?」だったようです。

 遺伝子の関係なのか、我が家の人間は年より若く見られます。したがって、初対面の相手に年齢を言った時に相手が驚くのも慣れてはいます。そのうえ、今の会社では入社3ヶ月の「新人」です。
 とはいえ、半年前に結婚10周年をむかえ、来年は「不惑」という年であるにも関わらず、「就職したてで、親に弁当を作ってもらっている青年」であるかのように思われたのには驚きました。一般的に若く見られるのは嬉しいことではあります。しかし、そこまで勘違いされると、さすがに複雑なものがあります。
 年相応に見られるべく、なにか外見を工夫すべきだろうか、とまで思ったほどでした。やはり人間、年齢相応に見られるのが無難です。

2008年06月06日 01:22