2005年05月22日

二週間ぶりの二桁得点で連勝

[ 野球 ]
 千葉のマリーンズ対ドラゴンズは渡辺俊介投手と中田投手が先発。先週は援護がなく、1失点完投ながら敗れた渡辺俊投手ですが、今日も無難な立ち上がりを見せます。
 その裏のマリーンズは、一番の西岡選手が失策で塁に出て、二番堀選手がヒットエンドラン、三番福浦選手がタイムリー、四番フランコ選手がホームランと、相手のお株を奪う(?)「燃えよドラゴンズ」の歌詞そのままの攻撃であっさり4点を先制します。
 さらに3回には、先頭の李選手が5試合連続となるソロをバックスクリーンに打ち込んで追加点。5試合連発は31年ぶりの球団タイ記録とのことです。さらに、満塁の好機を作り、ここまで2打数2安打の堀選手が猛打賞となる適時打を放ち、3回で7点目。さらに4回にもサブロー選手の今季1号が出て8対0とリードします。
 最初の一巡を完璧に抑えた渡辺俊投手ですが、中盤、立浪選手に連続四球を出すなど、やや制球を乱します。そして5回には1点を、6回には福留選手の2点適時打で2点を失います。しかし、7・8回は再び完璧に抑え、7勝目を挙げました。

 8回裏には3点を追加し、二週間ぶりの二桁となる11点目を挙げます。9回に今季初登板を果たした神田投手は福留選手にソロを打たれますが、その1点に抑え、11対4でマリーンズが勝ち、「首位対決」を2勝1敗で勝ち越しました。一方のドラゴンズは交流戦に入ってから5連続カード負け越しで首位転落です。ところでこの試合、当初は小坂選手がスタメン予定だったのですが、直前に西岡選手に交替していました。何か急病にでもなったのでしょうか。大事に至ってなければいいのですが・・・。なお、観客数は2万7千7百人ほどでした。

 福岡ドームのホークス対タイガースは寺原投手の能見投手が先発。両先発がしっかりせず、序盤は点の取り合いとなりますが、タイガース二番手の江草投手が好投。さらに、藤川投手・ウイリアムス投手・久保田投手がホークスを無得点に抑えます。一方、タイガースは5回に檜山選手の適時打で勝ち越し。終盤にも着実に追加点を挙げ、8対4で連勝しました。観客数は3万5千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ライオンズは那須野投手と山岸投手の新人同士の投げあい。一度はライオンズが逆転しますが、4回に5点を挙げたベイスターズが逆転。その後も点の取り合いとなりますが、最後はクルーン投手がカブレラ選手に適時打を打たれながら何とか押さえ、12対10でベイスターズが勝ちました。観客数は1万5千2百人ほどでした。
 広島のカープ対イーグルスは大竹投手と岩隈投手が先発。ラロッカ選手の二打席連続本塁打などで岩隈投手を打ち崩したカープが10対2で快勝し、このカードを三タテに。イーグルスは5連敗となっています。観客数は1万7千7百人ほどでした。

 ナイターは2試合。神宮のスワローズ対合併球団はともに今季初登板となるガトームソン投手と吉井投手が先発。接戦になりましたが、7回に逆転した合併球団が5対3で勝ちました。吉井投手が約2年ぶりの勝利を古巣から挙げています。なお、スワローズの先発捕手は米野選手で、古田選手は代打出場のみ。昨日の交替も怪我によるものだったのでしょうか。心配です。観客数は1万9百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ファイターズは高橋尚投手と正田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3千7百人ほどでした。

2005年05月22日 23:47