2008年06月04日

追い上げられるも、序盤のリードで逃げ切る

 千葉で行なわれた千葉-ドラゴンズは渡辺俊介投手と山本昌投手が先発。昨日の先発予定を流した「雨男」の渡辺俊投手はスライド登板となりました。今日は、高木投手・ズレータ選手・竹原選手・田中雅選手が一軍復帰と、大幅な入れ替えが行なわれました。そしてズレータ選手が四番、竹原選手が七番で早速スタメンに入りました。
 1回裏、簡単に二死を取られた後、里崎選手が三塁線を抜く二塁打で出塁します。すると、続く復帰後初打席となったズレータ選手が左翼席に3号2ランを放ち、千葉が先制しました。

 さらに続く2回裏、簡単に二死を取られた後、打席にはこれまた復帰即スタメンの竹原選手が入ります。ここで竹原選手の当たりは平凡な飛球でしたが、千葉に慣れているはずの和田選手が打球を見失って左中間に落ちます。その間に竹原選手は本塁まで駆け抜け、今季チーム二本目のランニング本塁打となりました。
 渡辺俊投手は直後の3回表、1死から二塁打された後、ウッズ選手に適時打されて1点を返されます。さらにそこから制球が乱れて、四死球で満塁とし、内野ゴロの間にもう1点が入り、1点差となってしまいました。
 しかしその裏、2死三塁から、先ほど先制弾のズレータ選手が適時二塁打を放ち、再び突き放します。さらに5回には先頭の堀選手が二塁打すると、続く西岡選手の安打に失策が重なり、さらに1点を追加し、再び三点差とします。
 4回から6回までは1安打と再び調子を上げてきた渡辺俊投手ですが、7回1死から内野安打されると、続くウッズ選手がバックスクリーン直撃となる14号2ランを放ち、再び1点差となります。しかし、続く四・五番は打ち取り、渡辺俊投手はこの回で降板。7回を8安打3四死球4失点という内容でした。
 そして8回は川崎投手が抑え、9回は久保投手かとも思われましたが、荻野投手が登板。いきなり安打され、犠打と四球で1死1・2塁と、長打が出れば逆転という危機を迎えますが、和田選手を併殺に打ち取り試合終了。5対4で千葉が何とか逃げ切っています。なお、バレンタイン監督はこの勝利で日米通算1500勝を達成しています。観客数は2万4千8百人ほどでした。

2008年06月04日 23:59