2008年06月02日

ドコモダケの老夫婦

 電車の中で、すっかりお馴染みとなっている「ドコモダケ」が出ている広告を見ました。相変らず、茸の一家が三世代でほのぼのと(?)暮らしています。
 しかしながら、よく見ていると、気になる事が生じました。「ドコモダケ」の祖父母は、紫色のかさに斑点が入っている、という意匠です。一般常識から考えると、そのような派手な色合いの茸は、毒キノコというのが相場です。
 一度そうやって見ると、茶色系の親子のほうも、その赤みを帯びた色と、祖父母ゆずりの(?)斑点から、毒キノコのように見えてきました。
 まあ、これには自分が筋金入りのキノコ嫌いだから、というのが原因で、ついそのように見てしまう、というのもあるのでしょう。
 とはいえ、一般的に「毒キノコ」と言われている色合いで「擬人化キノコ」を描く、というのはやはり変なのでは、と思った次第でした。

2008年06月02日 23:37