2008年06月29日

小林宏投手が打ち込まれ、連勝ならず

 所沢で行なわれた埼玉-千葉は西口投手と小林宏之投手が先発。今日は指名打者がベニー選手からズレータ選手に代わった以外は、昨日と同じ顔ぶれでした。
 交流戦終盤に登録抹消となり、一度先発を飛ばして調整してきた小林宏投手ですが、立ち上がり、片岡選手に二塁打され、犠打の後に中島選手の適時打でいきなり先制されます。
 直後の2回表、里崎選手に三試合連発となる8号ソロが出て追いつきますが、その裏、後藤選手に1号2ランが出て、すかさず勝ち越されます。

 しかし、4回には里崎選手が歩いた後、大松選手に11号2ランが出て追いつきます。
 その裏、小林宏投手は三者凡退に抑え、調子が上がったかと思われました。ところが続く5回、先頭の片岡選手を歩かせると、盗塁を決められた後に栗山選手に適時二塁打されて勝ち越されます。さらにブラゼル選手の適時打で1点を加えられた後、中村選手と後藤選手にバックスクリーンに二者連続で叩き込まれ、この回6失点でKOとなりました。
 再調整の効果もなく、防御率が5点台に。今季の不振はかなり深刻なようです。
 その後、継投陣が無失点に抑え、打線もベニー選手の代打適時打などで反撃しますが、いかんせん一挙6点は大きく、9対5で敗戦。対埼玉連勝はなりませんでした。観客数は2万5千6百人ほどでした。

 大阪ドームで行なわれた合併球団-北海道は近藤投手と武田勝投手が先発。2回にスレッジ選手の適時打で北海道が先制すると、鶴岡選手にも2点適時打が出ます。さらに3回には稲葉選手と高橋選手の連続適時打で近藤投手をKOしました。
 一方、復帰後初登板となった武田勝投手は4回にローズ選手に18号ソロ本塁打を喫したものの、6回を4安打1失点に抑えます。
 その後、9回に3点ずつを取り合って8対4で北海道が勝っています。観客数は1万8千1百人ほどでした。

 福岡で行なわれた福岡-東北は和田投手と岩隈投手が先発。投手戦かと思われましたが、2回に山崎武選手が11号2ランを放って東北が先制すると、4回には山崎武選手の二打席連続となる12号ソロの後、打線がつながって5点を追加します。
 なおも続投する和田投手に対して5回には三連打で1点を加えてKOすると、二番手で登板の西山投手も打ち込み、6回までに15点を奪いました。
 一方の岩隈投手は7回まで福岡打線を2安打無四球でほぼ完璧に抑え込みます。大差のためかそこで降板し、後続が打たれたものの、15対2と大勝し、野村監督の誕生日を飾っています。観客数は3万4千4百人ほどでした。

 秋田で行なわれた東京-タイガースは館山投手と上園投手が先発。初回にいきなり東京が3点を先制しますが、直後の2回表に、館山投手の制球難もあり、タイガースが4点を取って即座に逆転します。
 その後は両先発が立ち直り、6回までタイガースが1点リードで迎えます。しかしその裏、上園投手が走者を出して降板すると、二番手の江草投手が飯原選手に適時打を打たれて同点となります。
 するとタイガースは7回、先にウイリアムス投手を起用しますが、2安打で1死1・3塁となり、川島慶選手の代打犠飛で東京が勝ち越しに成功します。
 さらに8回、今度は久保田投手から飯原選手と宮本選手の適時打で追加点を挙げ、さらに青木選手が8号2ランを放ってこの回4点。9対4として逆転勝利しています。観客数は1万8千3百人ほどでした。
 広島で行なわれた広島-読売は高橋投手と高橋尚投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万8千人ほどでした。また、横浜で予定されていた横浜-ドラゴンズは雨で中止でした。

2008年06月29日 21:03