2008年06月06日

唐川投手、プロ初敗戦も、内容のある投球

 千葉で行なわれた千葉-ドラゴンズは唐川投手と小笠原投手が先発。今日も対左を意識したスタメンで、堀選手が指名打者ながら久々の二番に入りました。そして、大塚選手と南選手が外野に入って八・九番に。昨日に続いて七番に入った竹原選手とあわせ、下位三人が全て外野手、というなかなか珍しい布陣となりました。
 唐川投手は初回、いきなり四球を出しますが、牽制でアウトにして無失点。2回も先頭の中村紀選手に二塁打されるも、後続を抑えます。しかしながら攻撃陣も、初回・2回と安打は出ますが、先制することができません。

 そして迎えた3回表、唐川投手は先頭の小田選手に安打されます。さらに安打や四球で満塁となると、和田選手の犠飛で先制されます。そして続く中村紀選手に右翼席に運ばれ、この回、唐川投手は4失点となってしまいました。
 4点を追う展開になった攻撃陣ですが、4回裏も先頭打者が四球で出ながら、後続がありません。続く5回も先頭打者が歩いたものの、併殺で2死無走者に。しかし、続く南選手がプロ初となる本塁打を放ち、1点を返します。
 さらに7回は、大塚選手の二塁打を足がかりに、安打と四球で2死満塁とします。ここで里崎選手はいい当たりを放ちますが、これを和田選手が好捕。昨日、ランニング本塁打を誘発した和田選手としては、借りを返したといったところでしょうか。いずれにせよ、結局、得点はできません。
 失点した唐川投手ですが、続く4回から7回まではドラゴンズ打線を内野安打1本のみに抑えます。しかしながら、援護がありません。そして9回は岩瀬投手から西岡選手が安打するものの、後続がなく、4対1で敗戦。唐川投手は3回以外はいい内容の投球でしたが、プロ初敗戦となってしまいました。観客数は振替試合の上に小雨が降る中という事もあり、8千2百人ほどでした。

2008年06月06日 01:02