2004年11月24日

市街地から十数分で

[ 交通 ]

 昨日は三宮に泊まりました。朝起きて、新開地から神戸電鉄に乗りました。十数分ほど乗ると六甲山地越えになります。山の中に入るにつれて家が減り、そのうち人工物がほとんど見れなくなりました。神戸の繁華街から十数分でこれですからすごいものです。特に、今年度末での廃止が決まった菊水山駅などは、駅だというのに、周囲に見える建造物は1つしかありませんでした。
 山を越えて再び市街地に戻って鈴蘭台駅に到着。そこから先でも、沿線に萱葺き屋根の家などが見えました。そして谷上駅で下車しました。ここは新神戸に直結する北神急行電鉄の乗り換え駅です。山あいの町、という雰囲気ですが、ここから三宮まで、北神急行を使えば10分で行けます。

 しかし今回は有馬温泉から谷上を通って三宮に行くバスで戻る事にしました。平日の日中なので空いているかと思いきや、有馬温泉帰りと思われる人で満員でした。しばらく山あいの道を走ったあと、新神戸トンネルに入って、一気に六甲山地を抜けます。トンネルを出たところが、新幹線の新神戸駅のすぐ脇だったのには驚きました。
 三宮のバス停でも、折り返しの有馬温泉行きに乗る人の行列ができていました。本数は1時間に1本程度ですが、かなり人気のある路線のようです。

 その後、昼食に明石焼きを食べてから阪急に乗りました。苦楽園口で下車して、以前住んでいた家などを見てから伊丹駅へ。そこからバスで空港に行き、全日空で帰郷しました。とにもかくにも、神戸電鉄での六甲の山越えが印象に残った一日でした。

2004年11月24日 22:47