2004年11月21日

ファン感謝デー

[ 野球 ]

 今日はマリンスタジアムでファン感謝デーがありました。グラウンドも開放しており、初めてマリンスタジアムの人工芝を踏む事ができました。足で踏んだ感じは思ったより柔らかいものでしたが、手を置いてみたら、天然芝と違う硬さがありました。こんなところでスライディングキャッチなどをする選手はすごいものだ、と改めて思いました。あと、外野フェンスの硬さにも驚きました。ラバーで覆われているとはいえ、冗談でぶつかってみたらそこそこの痛さがありました。
 あと、ブルペンも見る事ができました。なぜか冷蔵庫の上に山本前監督(現読売コーチ)の写真が飾ってありました。意外に投手陣から慕われていたのでしょうか。

 球場の各所で行事が行われていました。最初はバレンタイン監督の挨拶から。「来季は気合を入れて頑張っていきたい」との事でした。また、新たなファンサービスの構想についての披露もありました。それにしても、この監督のファンに対する姿勢には本当に頭が下がります。
 我々が長く参加したのはチャリティオークションでした。初芝選手を中心に、小林雅英選手・平下選手・里崎選手が参加しました。落札者には選手が自ら物を渡しに行くというサービスぶりです。
 そして一番面白かったのは、初芝選手の司会ぶりでした。絶妙の会話で会場に笑いを誘います。場の雰囲気のつかみかたといい、会話の上手さといい、どれを取っても一級品。「自分の守備機会が減った」という厳しい状況も、明るいギャグにしていました。引退後は名解説者になりそうです。もちろん、1年でも長く現役をやってほしいですが。
 なお、その初芝選手によると、里崎選手は麻雀が非常に弱いとの事でした。

 2時間弱の行事でしたが、非常に長く感じました。それだけ充実していたという事でしょう。ただ、強いて難点を言えば、バックネット前に舞台があるというのに、最初と最後の挨拶を除けば、そこに立った選手は球団歌などを歌った里崎選手と内投手だけだった、という事でしょうか。日本人選手のほぼ全員が参加しているのですから、もっとそこに選手に立ってもらって、話とかをしてもらっても良かったのでは、と思いました。
 来年もぜひ参加したいものです。

2004年11月21日 22:26