2004年11月23日

意外な「東西の差」

[ 交通 ]

 昨日書いたように、今日から明日にかけて関西に行っています。もっとも、今日はほとんど一日、職場関係の用事ですごしたので、観光(?)といえば、難波に夕食を食べに行って、架け替え中の戎橋を見たくらいでしたが。
 というわけで、ほとんど地元にいるのと同じような生活でした。そのなかで非常に気になったのは「電車の駅のトイレ」でした。関東の駅のトイレはホームにあるものも、改札付近にあるものも、ほとんどが入口に段差があります。そのため、中には立派な車椅子利用者用の手すりがついていても、そこまで車椅子でたどりつけない、という宝の持ち腐れ状態になっています。
 それに対し、今日乗った阪急と大阪市営地下鉄の駅は、ともにホームから段差なしでトイレに入れました。まあ、これも一長一短ではあり、用を足している際に電車が入ってくるのが良く見えるので、せっかちな私などは、乗れるかどうかを考えてしまい、落ち着きません。とはいえ、少なくとも車椅子利用者にとっては、こちらのほうがいいのは確かでしょうね。
 設置時の設計の差なのでしょうが、意外なところで「東西の差」を感じた次第です。

 話は全く変わりますが、久々に阪急宝塚線に乗りました。そして路線図を見たら、列車種別がかつて私が阪急沿線に住んでいた時の倍以上になっていました。種別の定義がやけに細かく、一つの駅に停まるかどうかで「通勤急行」と「急行」と別の名前になっていたりします。
 まあ、私の住んでいた頃は非電化だったライバルのJR福知山線が、電化した上に都心に直通する新線までできたわけですから、対抗する上で必要な措置なのでしょう。そのへんはわかりますが、やはり種別が倍増したのには驚きました。

2004年11月23日 22:21