2008年12月16日

寒空の下で大行列

 午前中に数寄屋橋のあたりに行ったら、かなり長い行列ができていました。なんだと思って見たところ、年末ジャンボ宝くじを求める人たちでした。見ている間にも行列は伸び続け、昼飯時でないにも関わらず、スーツ姿の人も交じっていました。
 その時は「今日は発売開始なのだろうか。それにしても凄い列だ」と思っていました。しかしながら、調べたところ、発売日はかなり前でした。

 ネットによると、そこは、「日本一年末ジャンボの一等が出る売場」との事でした。確かに、あれだけ行列ができる、という事は当然ながら販売本数も日本でトップクラスに違いありません。ならば、確かに一等が出る本数も多いのでしょう。
 ただし、言うまでもないことですが、「一等の出る本数が多い」と「一等が当たる確率が高い」というのは、関連性がありません。したがって、いくら行列で待った所で、よその売場で買うのと比べて、当選する可能性が上がるわけではありません。
 ただでさえ、行列に並ぶのが苦手で、その上、宝くじにも興味がない身としては、そうやって考えれば考えるほど、冬の空の下、数寄屋橋に並ぶ人たちが不思議に思えてきました。まあ、これは価値観の相違なだけなので、別にその人たちを否定するわけではありませんが・・・。

2008年12月16日 00:47