2008年12月27日

遅れを見越した乗換え計画

[ 交通 ]

 高田馬場で忘年会がありました。23時半過ぎに終わって地下鉄のホームに着くと、ちょうど最終の快速が来ていました。
 これは運がいいと思ったのですが、「駅すぱあと」で見てみると、この快速で西船橋まで行っても、飯田橋で中央線に、さらには御茶ノ水で総武線、と乗換えても、着く時刻は同じ、と表示されていました。
 そんなバカな、と思って「えきから時刻表」で詳細を見たところ、なんと快速が西船橋に着く1分前に千葉行きが発車し、次の千葉行きは16分後、というダイヤになっていました。

 ここまで東西線から津田沼以東に帰ろうとする人に不便なダイヤをよくぞ組めたものだ、と半ば呆れたのですが、しばらくして重要な事を思い出しました。
 0時をまわった総武線各駅停車はいつもかなり混みます。ましてや、今日は今年最後の金曜日です。飲み会帰りの人で普段以上に混むに違いありません。
 予想されているはずの朝の混雑ですら遅れる総武線が、このような普段以上の混雑で遅れないわけがありません。ならば、西船橋まで行けば、1分前に発車予定だった千葉行きに乗れる可能性は高い、という事に気づきました。
 そして西船橋に着きました。予想通り、総武線千葉方面ホームは、1分前に電車が出たとは思えない混雑ぶりです。
 結局、千葉行は10分遅れで来ました。事故などは一切なく、車掌さんも「混雑で遅れました」と繰り返しています。いずれにせよ、10分遅れの電車に乗ったにも関わらず、「駅すぱあと」が弾きだしたのより10分早く幕張本郷に着きました。
 毎週・毎年の事であるにも関わらず増発しないJRの姿勢には改めて疑問を感じました。車内では車掌さんが「車内混雑のため遅れました。申し訳ありません」と何度も言っていました。聞きながら、改善する気がない謝罪の言葉というものの無意味さを痛感させられました。まあ、予想が当たった事自体は嬉しくはあったのですが・・・。

2008年12月27日 02:11