2009年03月27日

自覚できない症状

 昨日の仕事中、ちょっと暗いところで作業していたら、顔を近づけているにも関わらず、機械に印刷されている小さい字が読めませんでした。
 その時は、「ここまで字が見えないとは、自分が意識している以上に、この場所は暗いんだな」としか思っていませんでした。
 ところが、その日の夜、今度は完全に明るいところで、小さい字を読もうとしたら、やはりぼやけて見えます。まさか、と思って、少し離したところ、今度はくっきりと読めました。20年来のド近眼なので、今更、普通の遠視になるわけはありません。そのため、遅ればせながら、老眼が発症した、という事を理解できました。

 ちなみに、その仕事の中には倉庫整理がありました。パソコンやプリンタの入った箱を何度も抱えたのですが、その時点では何とも思いませんでした。
 ところが帰宅して食事したら、猛烈な眠気に襲われ、普段より全然早い時刻に寝てしまいました。しかも、一晩明けたら体の節々が痛みます。どうやら、自覚していたのより何倍も、疲れていたようです。
 目の事にしろ、疲れにしろ、現実と自覚がかなり異なっていたわけです。年をとっているのだから、体が衰えるのは仕方ないでしょう。しかしながら、それに気づけない事には少々危機感を覚えました。
 体の衰えと意識を一致させるのはなかなか難しいですが、必要以上に老け込まず、かつ若いと思いこんで無理せぬよう、現状を正確に自覚せねば、と強く思いました。

2009年03月27日 23:57