2009年03月22日

十数年ぶりのライブ

 職場の人と、筋肉少女帯のライブに行きました。20代の頃は何度か行っていましたが、その後、バンド解散や自分の結婚などもあり、とんとご無沙汰していました。記憶は定かでありませんが、おそらくは、前回行ってから確実に12年は経っています。
 その間も、大槻ケンヂさんの随筆は買い続けていましたし、再結成後はDVDやCDも買っています。というわけで、十数年ぶりといっても、基本的に違和感はありませんでした。

 そんななか、最後に演奏されたのは「サンフランシスコ」という曲でした。十数年前に行った時も、定番だった曲でした。しかし、当時は、作曲者であり、ピアノを演奏していた三柴江戸蔵さんが脱退していたため、CDで聞いた時に強く印象に残っていたピアノの部分が聞けず、仕方ないとは分かってても、物足りなさを感じたものでした。
 しかし、再結成後には三柴さんもサポートメンバーとして参加し、ライブにも出演していました。
 それだけに、「サンフランシスコ」が始まった時は、その演奏を生で聴けると思い、それだけでまず嬉しくなりました。そして、ピアノソロの部分となりました。幸い、自分のいた場所はちょうど三柴さんの前だったので、音のみならず、演奏している姿までじっくり見ることができました。
 もちろん、音は期待通りのもので、あまりの良さに「キーボードでなく、本当のピアノで聞ければ・・」などと、より贅沢な事を思ったほどでした。
 初めてCDで聞いてから20年以上たっての、「初生演奏」でした。それを聞けた嬉しさを感じたと同時に、声をかけてくれた職場の人には、改めて感謝したくなりました。

2009年03月22日 23:57