2008年11月02日

ピンポンスタンド

 夕方、チャイムが鳴りました。扉の所に行って「どなたですか」と言ったところ、返答がありません。ドアスコープで見たところ、スーツ姿の男が立っています。
 とりあえず、知人でも新聞の集金でも宅配便でもないことだけは確かです。念のため、もう一度、声をかけてみたのですが、返答がありません。
 子供の悪戯で、他人の家のチャイムを鳴らして逃げ去っていく「ピンポンダッシュ」というのがありますが、これはさしずめ、「ピンポンスタンド」とでもなるのでしょうか。

 無言を貫いて、何かと思った住人が扉を開けたところで、マンションだかインチキ商品だかを売りつけようという魂胆なのでしょう。もちろん、そんなのにつきあってやる気はなかったので、そのまま放置しておきました。
 とにかく、今の世の中、見知らぬ人間相手に扉を開ける事がいかに危険か、という事を改めて認識しました。
 あと、実害はなかったとはいえ、家の前に見知らぬ人間が無言で立ち続けている、というのは不気味なものです。どこの会社だか知らないが、一日でも早く潰れてほしいものだ、と強く思いました。

2008年11月02日 23:10