2008年11月28日

一瞬の逡巡が最後まで響く

 今日は高山に行って、静岡に寄って帰るという日帰り出張の予定でした。高山での仕事が予定より早く終わり、「これは早く帰れるぞ」と思いながら、名古屋まで戻りました。ところが、その時に電話が入り、神戸で現地にいかねば解決できないトラブルが発生した、との連絡がありました。
 10分ほど迷いましたが、「どっちにしろ行かねばならないのなら、1時間で行ける今行くべき」と思い、神戸に向かいました。順調に作業ができれば、19時25分の新幹線に乗れれば、静岡で1時間ほど作業した後に帰宅できます。
 作業はギリギリの時間に終わりました。そこからタクシーを飛ばしたのですが、新神戸駅に着いたのは19時27分でした。駅が見えた時、タクシーからホームを見たら、ちょうど乗りたかった新幹線が出て行くところでした。
 結果的には、名古屋での逡巡が全てでした。あそこで瞬時に判断を下して、神戸に行くのぞみに乗っていたら帰宅できたわけです。約半年後に「不惑」となる予定なのですが、まだまだその域に達するのは難しいものだと痛感させられました。
 一方で、自分のたどった経路を振り返り、子供の時にやった「特急旅行ゲーム」をリアルでやったみたいだな、などと思ったりもしました。

2008年11月28日 23:57